有限要素解析で脊椎運動器疾患の病態を解く

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有限要素解析


医療においても、とりわけ整形外科の運動器疾患に対して
有限要素解析での報告を散見します。

脊椎領域にも
本来のバイオメカであったり、骨折後や固定後のストレス分布だったり
コンピューターで解析されています。

これはThe Spine J. 14( 2014) 1399-1409の
後頭骨からC1-2までをlocking plateで固定したときの解析モデルです。
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ポスターが仕上がりました。クロス(布)素材!

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ポスターが完成


ポスター作成の方法を忘れないように記事にしておきました。
そして、ポスターが完成しました。

さて、いよいよポスターをプリント出力するわけですが、
大判プリンターで、壁紙ポスターをプリントして貼り出します。
おしゃれです。
実際に見やすいですし、
なによりも、見てほしい!!、という気持ちが現れます。

XLIFの後腹膜腔アプローチの理解のために。後傍腎腔?

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先日、L3/4の椎間板不安定症による両椎間孔狭窄に対して
XLIF1椎間を施行いたしました。

この手技は、後腹膜腔からアプローチします参照
後腹膜腔の解剖をどれだけ理解していますか?

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実は、管理人はあんまりわかっていなかったことがわかりました(汗)。

脊椎低侵襲手術のためのC-arm2台のセッティングの方法

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お問い合わせがあったので、
脊椎低侵襲術のためのC-arm2台のセッティングの仕方
まとめます。
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手術ベッド


まずベッドはジャクソンテーブル
を使用します。
・放射線透過ベッドである
・ベッド下に支柱がないので透視を自在に入れることができる
という、脊椎手術専用のベッドです。

C-armのセッティング


C-armの2台使用については
お互いが干渉し合あわないように、
異なるサイズのものを使用する

ことが大事なポイントです。

頚椎損傷,DF2は前方から?後方から?

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DF損傷について


DF損傷とは、Distraction-Flexion injuryの意で、
伸延力+屈曲位での損傷型です。
比較的頻度の高い損傷型で頚椎損傷全体の35%前後とされます。

最近経験したDF2の2症例について私見をまとめます。


2つの症例の提示


片側の椎間関節脱臼;Unilateral facet interlockingを呈しています。
いわゆるDF2: destruction-flexion stage2です。

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まずは頭蓋直達牽引にて整復を試みます。

その頚椎後方固定術、透視は至適な角度で入りますか?

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交通外傷による頚椎損傷で後側方固定術(PLF)を施行しました。

C5-6が癒合しており、
C6/7で椎間板がruptureし、前方が開大しています。
後方は圧縮力のため
C6の右外側塊から左の椎弓と外側塊の一部にかけて骨折していました。

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compression extension injury stage 3 (CES3)と判断しました。

骨折している右C6のlateral massを除いて
C4-5-6 lateral mass screwにC7-T1 pedicle screwでのPLFを施行いたしました。
2/3、3/4に関しては除圧も行いました。


知らないと怖いです!頚椎前方固定のドレーン管理。

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頚椎前方除圧固定術をいたしました。
ドレーン管理についてまとめます。

術前後での咽頭後壁の軟部組織


まず、術前と術翌日の頚椎レントゲン側面像を供覧しましょう。
C5/6高位の前方除圧固定術です。

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違いがおわかりになるでしょうか?

答えは咽頭後壁の軟部組織の腫脹です。
一晩でかなり腫れています。
それに伴い気道が狭くなっています。

忘れてしまう、学会用ポスターの作り方。

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学会発表用のポスターを作成しています。

3年ぶりくらいでしょうか。
本当に久しぶりです(笑)。

やっぱり2面モニターは仕事の効率がはるかにいいです。
ゼッタイおすすめです。

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ときに、わたしはマックユーザーです。
Keynoteの直感的なプレゼン作成に魅了されて、パワーポイントには戻れないのです。
ただkeynoteでポスターを作成したことはなくって、よくわかりません。

ですので、昔に戻って、パワーポイントでのポスター作成を行います。

ところが、、、
当然ですが、忘れております(涙)。

次もポスターを作成する機会があるかもしれませんので
忘れないように、記事にしておくことにしました。


XLIF術後の左大腰筋の低下

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XLIF®はlateral approachで行う腰椎の低侵襲椎体間固定術です。

メリットとデメリット


「ダイレーターを用いて大腰筋の筋層をsplitしてレトラクターを挿入して筋組織を牽引する」

後腹膜腔経由で大腰筋に入って椎間板にアプローチするため
最も大きなメリットは、大血管や、尿管を守ることになるのですが、
術後にアプローチ側(主に左)の大腰筋に症状が出現してしまうことがデメリットです。

術中は神経を損傷しないように、運動神経専用のモニタリング装置でチェックします。
ただし、感覚神経や直接的な筋のダメージについてはモニターできないので
開創器が入ったら、
「なるべく早く手術を完遂し、牽引圧迫の時間を短縮する」
ことが一番の回避策になります。

MRIでの2症例の比較


文献的には約20%程度の割合で大腿周囲の筋力低下や感覚障害の訴えがあるとのことです。

また症例が10例超と少ないのでなんとも言えませんが、
1例に術後左大腿が持ち上げにくいとの訴えがありました。

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術後の7日目のMRIですが、
大腰筋の炎症、血腫や腫脹などの損傷はacceptableと考えました。
むしろ対側(右)の損傷のほうが大きいように感じます。
これは、コブで対側の椎間板線維輪を貫通させた影響です。

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