2015 12月 27 09:31:23 通常ベッドで透視一面でのPPS刺入の手順 カテゴリ: 手術の工夫・手順 手術支援システム PPS刺入法について PPS刺入法についてです。 わたしたちの施設では、 ジャクソンベッドを用いて、2面の透視を組み合わせて行っております。 多椎間固定のときはO-arm navigationにも、撮像範囲の椎体数に限りがあるので 2面の透視はなかなかよい方法と思っています。 (O armがないので、嫉妬も混じっています(笑)) タグ :PPS透視EMG1椎間
2015 12月 25 21:14:03 徹底して、放射線被爆低減を目指しましょう! カテゴリ: 低侵襲手術 手術支援システム 引き続き、S.G.H:Singapore General Hospitalの手術室からです。 この壁、なにかわかりますか? タグ :S.G.H放射線防護放射線防護の3原則被曝量
2015 12月 24 14:07:06 PPS刺入にしても施設で工夫が異なる。 カテゴリ: 低侵襲手術 手術支援システム 引き続きS.G.H:Singapore General Hospitalでの研修記です。 右側臥位でのXLIFの後、腹臥位とし、PPS刺入を行いました。 そのままのベッドを使用して、腹臥位とし、 最初に使用していた1個のC-armを使用して PPSを刺入していました。 タグ :S.G.HPPSfree-run_EMGNuVasiveNVM5
2015 12月 23 16:14:35 シンガポールと日本の同種骨移植事情について カテゴリ: 低侵襲手術 徒然な雑感 S.G.H:Singapore General Hospitalに手術研修に来ています。 初日はオペ見学とレクチャーでした。 2症例見学の予定だったのですが、諸事情で、残念ながら1例となりました。 L4/5レベルのほぼgrade2の変性すべり症の脊柱管狭窄ならびに両側の椎間孔狭窄に対して XLIF1椎間によるindirect decompressionを施行されました。 XLIF cageは非常に大きいのが特徴です。 どのように骨移植をするのか興味がありました。 術前のカンファレンスではBNPを入れる、といっていましたが、 NuVasive社製の同種骨を移植しました。 タグ :S.G.HXLIF同種骨移植整形外科移植冷凍ボーンバンクマニュアル
2015 12月 22 17:07:33 適切なモニターの組み合わせやアラームポイントは カテゴリ: 電気生理 手術支援システム これまで述べたように、たくさんの神経モニタリングがあります。 「より安全な脊椎手術を目指して。術中神経モニタリングの活用。」 「運動モニター、MEPとD-waveについて」 「感覚誘発電位、SEPについて」 「術中モニターにおいて、free run EMGに期待されること」 「筋電図モニターのチャンネル数はいくつがよいのか。」 その組み合わせや、アラームポイントについて現在の考えをまとめます。 タグ :MEP運動誘発電位アラームポイントMMT脊椎脊髄病学会モニタリング委員会
2015 12月 20 17:23:56 筋電図モニターのチャンネル数はいくつがよいのか。 カテゴリ: 電気生理 手術支援システム MEPをとるにあたり、 適切なモニタリングのためにはいくつチャンネルが必要なのか 最適な数を知りたいですよね。 もちろん多チャンネルであればあるほど false negativeを減らすことができるでしょうが 現実的には手間がかかりすぎてしまいます。 タグ :MEPチャンネル数術中モニタリング運動誘発電位運動モニター
2015 12月 19 08:51:54 喧騒を離れて佇む@シンガポール カテゴリ: 徒然な雑感 自己紹介 シンガポールに来ています。 Holiday? Vacation? そうだったら本当によいのですが 残念ながら出張です(笑)。 マーライオンとか、船が乗ったビルディングとか・・・ 観光したくても今回の研修の行程に楽しむだけの時間の余裕はありません。 しかし海外に来ると、 聞き取れない言語が聞こえてきますし (英語が耳に入ってきても、頭には入りません(涙)) なんだか、頭がからっぽになる感覚がしてきます。 そうすると、ぼんやりする時間ができて いつの間にか、自分を見つめなおしています。 意欲がどんどん充電されていくことを実感します。 タグ :シンガポール30後半の不安刺激のない毎日英語
2015 12月 18 20:00:40 術中モニターにおいて、free run EMGに期待されること カテゴリ: 電気生理 手術支援システム 前回、MEPとD-waveについてまとめました。 MEPの利点は ・感度はほぼ100% ・multiple channelで多くの筋を検出可能 D-waveの利点は ・MEPで拾えない麻痺が強い症例でも安定した波形が得られる ・特異度と信頼性が高い という点でした。 よって、脊椎脊髄病学会モニタリング委員会ワーキング・グループから 感度、特異度、偽陽性率、偽陰性率の検討では MEPとD-waveの組み合わせが最もよかった と報告されております。 タグ :EMGfree-run_EMG持続筋電図モニターMEPD-wave
2015 12月 17 14:46:21 感覚誘発電位、SEPについて カテゴリ: 電気生理 手術支援システム 前回記事にしたとおり、 手術において術後の運動障害や感覚障害などは最小限に防がなければなりません。 術者の経験と、勘に頼って、防いでいたわけですが、 術中脊髄神経モニタリングを行うことで、 なんとか、だれでも防ぐことができるようにしたいわけです。 モニタリングは運動モニターと感覚モニターがあり、 刺激電極の場所 と、 記録する場所 で呼称されます。 今回は感覚モニターについてまとめます。 タグ :感覚誘発電位SEP感覚モニター脊髄誘発電位
2015 12月 16 15:14:16 運動モニター、MEPとD-waveについて カテゴリ: 電気生理 手術支援システム 手術において術後の運動障害や感覚障害などは最小限に防がなければなりません。 これまでは、術者の経験と、勘に頼っておりました。 術中脊髄神経モニタリングの最重要事項は、 この部分を可視化することで、だれでも防ぐことができるようにしたい、 ということでしょう。 モニタリングは運動モニターと感覚モニターがあり、 刺激電極の場所 と、 記録する場所 で呼称されます。 今回は一般的な運動モニターについてのことはじめと致します。 タグ :運動モニターMEP運動誘発電位脊髄誘発電位D-wave