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電子書籍リーダーを新調したいです。

管理人が医者になった時は、海外の文献を得るには非常に苦労がありました。

いまや、文献をPDFでダウンロードしてクラウドで保存して、
いつでもどこでもいろいろなデバイスでアクセスして閲覧できるような
本当に便利な時代です。

脊椎関連であれば
AOSpineに入会することで
主要な海外文献にいつでもアクセスして
文献をPDFでダウンロードが可能です。

ジャーナルをどのリーダーで読むか?

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2013年1月にArgoSpineに参加しました。
パリです。
人生で初の国際学会でした。
それがきっかけで
以来、ほぼ毎年海外の学会に参加しています。

普段日本語で使用しない、
コロンやセミコロン
半角スペース
フォント
など
英語圏での使い方がわからず、
指南書を数冊購入して、
抄録やらスクリプトやらをなんとか書いていました。

ぜんぜん足らないといろいろ調べていると

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管理人は脊椎診療において、
診察に基づく神経所見を得ることがもっとも重要であると思っております。

画像はあくまで補助所見で、
診察で得た所見が、画像での障害高位と一致するかどうかを判断しています。
よって、MRIで圧迫所見があっても、神経所見に一致しない部分は
通常は、その部分は責任病変と判断せずに、単純な退行変性をみているのみと判断します。

腰痛に関しても、XpやMRI画像の椎間板変性のみで
「腰痛の責任病変」と単純には、判断してはおりませんでした。

そんななか、Spine JournalにMRIと腰痛との関連性を示唆した、日本発信の論文がありました。

イラスト(オブジェクト)付きのスライドの作り方

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スタッフと、仙骨骨折の勉強会をいたしました。

その際に、
「どのようにしたら、イラストのスライドが作れるのか」
と本題から外れた(笑)質問を頂きました。
私のスライドを、きれいで見やすいです、と言ってくれたんです。

以前の記事、
プレゼンスライドのデザインにはルールがある
で触れましたが、
まさにその賜物と思い、嬉しくなりました。

わたしはマックユーザーなんで、プレゼンテーションはkeynoteで作成しています。
マックに転身して6-7年くらいと思いますが、
keynoteの直感的な操作性から、もはや離れることはできないです。
(一応必要があるためにPower Pointもインストールしています)

オブジェクトの作成の手順としては、

圧倒的な情熱が圧倒的なエネルギーを産む

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脊椎の痛みを学ぶ会にて


福岡市で開催された
「第5回脊椎の痛みを学ぶ会 in 九州」
に参加しました。

管理人が勝手に敬愛しまくっている、
浜松医科大学整形外科教授 松山幸弘先生
の講演を拝聴するのが一番の目的でした。

とにかく情熱がすごい。
圧倒的でした。

松山先生のエネルギーが聴衆にどんどん注入されていく感じでした。
素晴らしいです。

主に成人脊柱変形の話でした。

骨盤パラメーター


PIに対してLLが減少してしまうと
矢状面バランスが崩れてADLが低下してしまうのですが、
それをいかに手術で適切にもどすか、という
今もっとも興味深いトピックです。

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NASSへGo

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またいずれかの機会で記事にしたいと思っていますが
昨年、
福島県立医科大学 臨床研究イノベーションセンター
が主催する
第2回 臨床研究デザイン塾に参加しました。
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衝撃でした。
大袈裟に聞こえると思いますが、
これまでの医師観が変わるくらいの感銘を受けました。

研修生活以外は大学外で過ごしてきた自分は
研究について考えたことはありませんでした。

わたしはほんとうに無学で、
臨床研究という言葉に出会うことなく、医師生活を続けていました。

素通り?無視?だったのかな?

「普段の臨床の中に重要な気付きがある」

一緒に参加した同僚と、
「自分たちの臨床の気付きをデザインして、
国際学会、国際論文にして発信してみよう」
という目標を掲げて福島を去り、一年がたちました。

そして、apply しました!

NASS; North American Spine Society
The Spine Journalを発行する脊髄病学で最も権威ある学会のひとつです。
2015年 Annual meeting @ Chicago
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結果は、、、

残念!!
ダメでした。

でもその行程で培ったものは、しっかり自分の今後に生きていくと思います。

しかし!!

同僚は、acceptされました!!
これは、ほんとうに嬉しいです。

先日、予演をしてくださいました。
自分たちが普段行っている、臨床のこと、その中で気づいたことが
NASSで発表できるというだけで、わくわくします。
論文にもしてくださると思います。

わたしも一緒に参加したかったですが、
同行は若手の後輩に譲って自分はお留守番をします。

頑張ってきて欲しいです。
そして後輩は、その雰囲気を刺激に、今後の臨床に役立てて欲しいです。
自分自身も今回の件を糧にがんばり続けることができます。


下記のおかげで、臨床研究の入り口に立つことができました。
推薦図書です。

臨床研究の道標 7つのステップで学ぶ研究デザイン / 福原俊一

★★★
管理人が医者になって最も感銘を受けました。臨床研究の入り口に立つために必読と思い、推薦いたします。

頚椎椎弓形成術用のインプラントについて

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はじめに


今回は、
後縦靭帯骨化症 (ossification of the posterior longitudinal ligament: OPLL)
による圧迫性頚髄症の頚椎椎弓形成術について記事にしたいと思います。

圧迫性頚髄症の手術のタイミング


圧迫性頚髄症に対しては、
投薬や安静加療などの保存加療で改善が得られず、症候がどんどん悪化していくような場合
に手術加療が選択されます。

OPLLにはK-lineが重要


OPLLにおいてはK-lineを参考に、前方アプローチと後方アプローチとを考慮すると思います。
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硬膜外麻酔カテーテルチューブの切断

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はじめに


脊椎外科では術後硬膜外血腫の予防で硬膜外にドレナージチューブを留置します。

疼痛管理のために硬膜外カテーテルを留置することはありません。
なので、硬膜外麻酔のカテーテルのトラブルを経験することはないです。

そんな折に、関連病院から相談がありました。


TKA術後の硬膜外麻酔カテーテル抜去の際に
カテーテルが断裂して脊柱管内に遺残してしまったので
当院に転院して抜去してほしい、とのことでした。

初めてのことで少し驚きました。
わざわざ転院してもらわなくとも、自分が出向きますよ、ということで
万が一椎弓切除することになってもいいように、器具を準備して伺いました。

幸い、小切開でカテーテル先端をすぐに捉えることができました。
今後に活かしたい、と、麻酔科のDrが立ち会ってくださって
可能なら画像を撮像してもらえませんか、ということで
マイクロ顕微鏡下に撮像しながら抜去しました。

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XLIF導入の私見 初期症例の適応

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XLIF®
eXtreme Lateral Interbody Fusion
を自分たちの施設に導入して、半年くらい経過しました。

2013年くらいから本邦でも行われている低侵襲手術です。
小切開で後腹膜腔にアプローチし、
神経モニタリング下に大腰筋経由で椎体に到達します。

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ALLとPLLを保ちつつ、側方アプローチで非常に大きな椎体間cageを挿入します。
椎体間高を復元することができ、さらにligamentotaxisを期待できます。
その後、後方から経皮的に椎弓根スクリューを刺入するため
筋群に対する侵襲が非常に小さいです。

椎体間高の復元とligamentotaxisにより
coronal balanceやsagittal balanceの矯正にすぐれた威力を発揮します。

いきなり高度の後側弯症に導入するのはリスクがあるため、
導入にあたっての適応に関しての私見です。


腰部脊柱管狭窄症除圧術後の症例で、
経過で椎間高の低下やすべりなどの出現、悪化により
新たに椎間孔狭窄をきたして神経根性疼痛を生じた症例です。

これまではPLIFあるいはTLIFで対応しておりました。
再度後方の筋群にダメージを与えて、せっかく残っている関節を除去するわけです。
固定術なので関節を残す必要がないといえばそれまでですが、
後方筋群のダメージは遺残腰痛の原因でもあります。
とくに他施設での手術後の再手術では気を遣います。

XLIFでは後方の侵襲は経皮的PS刺入に留まります。
経大腰筋アプローチに伴う、大腿周囲の感覚障害や筋力低下など、
XLIF特有の症状もありますが、
前方にこれまでの後方アプローチと比較にならないくらい、大きなcageが入るので
椎体間高の整復に伴い椎間孔の狭窄も改善が得られます。
後方アプローチによる再手術より、関節や筋群に対する侵襲が少ないと判断し、
まず、このようなcaseでXLIFを導入しました。

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初期の導入の症例の適応に迷っているならば
腰部脊柱管除圧術後の椎間孔狭窄のサルベージ手術
がXLILF導入のひとつの選択肢ではないでしょうか。

NuVasive®のcertificationが必要なところが難点ですが、、、

ハングマン骨折の治療

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ハングマン骨折 hangman's fracture
は、C2椎体の骨折において2番めに頻度が高い骨折です。


ハングマンの由来


実際に原本を読んだことはないのですが、
1965年にSchneiderらがJournal of Neurosurgery 60で、
hanging=絞首刑 
後の損傷に外見上似ている、ということで
hangman's fractureと報告した、とのことです。

絞首刑、、、
すこし現時代的ではないというか、医療的言語ではありませんよね。

現在は、
骨折とあわせてC2-3関節面で転位をきたすため、
外傷性軸椎すべり
traumatic spondylolisthesis of the axis
という言い方が一般的になっています。

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