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2017年05月

KyphonとKMCのバルーン比較。拡張サイズに微妙に差がありますよ!

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はじめに


骨粗鬆症性椎体骨折の治療の一つに
BKP; balloon kyphoplasty
というものがあります。

メドトロニック社製のKyphonというシステムを用いて行う手技です。

この手技にセンチュリーメディカルが第二のBKPとして真っ向勝負を挑んでおります。

KMC Kyphoplasty Systemという名前です。
過去記事「KMC Kyphoplasty SystemはBKPにあいのりできるのか?

頚椎前方固定術の気道関連合併症のリスク管理

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はじめに


わたしたち脊椎脊髄診療科にとって非常に密接な医療ニュースが2つ流れました。
気道合併症関連のニュースです。

A病院は、頸椎の手術を受けた60代の男性患者の術後の管理体制に不備があり、
約1年8カ月後に合併症で死亡する医療事故が起きたと発表した。
病院は過失を認め、親族に賠償金4千万円を支払うことで示談した。

病院によると、男性は頸椎症性脊髄症の診断で頸椎の複数の骨を除去する手術を受けた。

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はじめに


わたしのブログの中には、学会に参加することの意義をいくつか記事にしています。

わたしにとって、学会に参加することの良さは
診療から画像診断、手術に対する注意点などいろいろ勉強できるし、
それに刺激されて新しい臨床研究のスイッチが入ることです。

ただ、それは日常診療や論文を読むことでも可能といえば可能です。

では絶対に体験できない、学会ならではの良いところはなんでしょうか。

それは、懇親の場、です。

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民間病院に所属していると契約更改の機会があります。

昨年度の実績をひっさげて理事長や事務長と面談(対決?)です。

医局に属していれば教授や医局長のお力により年俸を変えてもらえるものなのでしょうか?
わたしは医局に所属していないので詳細はわかりません。

よって、医局を離れて勤務医をしているわたしにとっては、
年俸交渉は個人で行う、けっこう重要なイベントです。

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財務省の発表によれば、
・国の借金が過去最高
・1071兆円に達した

とのことです。
 
国の借金とは、
国債や借入金、政府短期証券を合わせた残高
で発表は2017年3月末時点での額です。

過去最高の1071兆5594億円。。。

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慢性腰痛症に代表される慢性的な痛みに対する治療は難渋します。

慢性腰痛症は発症から3カ月以上疼痛が持続するものと定義されております。

外来に来られる慢性腰痛症の方は往々にして
「〜年来、〜十年来の腰痛」
と問診票に記載されており、う〜ん、改善させられるのか?と思ってしまいます。

腰痛診療ガイドライン2012では薬物治療としては、

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はじめに


理学療法士さんや柔道整復師さんが当ブログを読んでくださっております。

こんな場末のブログに足を運んでくださり、ありがたい限りです。

腰痛の患者さんに接する時間が多い理学療法士さんや柔道整復師さんにお伝えしたいメッセージがございます。

それは腰痛のレッドフラッグについてです。

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はじめに


骨強度は骨密度と骨質で規定されます。
よって骨粗鬆症加療には骨質も考慮されるべきです。

以前骨吸収マーカー TRACP-5bについてまとめました。
骨吸収マーカー TRACP-5bって??

この記事はいつも上位にランクされており、骨粗鬆症治療の関心の大きさを伺い知れます。

本日は骨マトリックス関連マーカーucOCについてまとめました。

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