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202004とぜん.001

はじめに


ときに患者さんは、ご自身の症状をピンポイントで的確におっしゃってくださることがあります。

例えば、腰部脊柱管狭窄症では「腰を伸ばすとちょこっと歩いては休み、ちょこっと歩いては休み、の繰りかえしだけど、自転車だったらいくらでもこげるよ」など。

患者語録とでもいうのでしょうか。

まさにわたしたちが今から診察で行おうかという身体所見のテストをまんま伝えてくださることがあります。

今回は頚椎症性神経根症の疑いで紹介された患者さんから語録をいただきました。