カテゴリ:
スポンサードリンク
脊椎低侵襲手術MIStを行うにあたり
ジャクソンテーブルを用いた、2面透視のセッティングの方法を記事にしました。

ところで、
「手術用ベッド、普段何使ってる?」
という問いに対して
管理人は明確に答えることができませんでした。
脳外用ベッド、泌尿器科用ベッドなどと呼んで区別してませんでした。

そこで、普段使いの万能ベッドについて記事にします。

管理人が手掛ける主な手術は
①頚椎前方除圧固定
②頚椎後方除圧、後方除圧固定
③胸椎後方除圧、後方除圧固定
④腰椎後方除圧、後方除圧固定
⑤腰椎前方固定
ですが、
MISt用に用いている放射線透過性ベッド、ジャクソンテーブルは
スクリュー固定術の、③、④で使用します。
残りの①、②、⑤の術式や、
③、④で固定を行わない除圧のみ場合は
MAQUET alphastarを用いています(知らんやった)。
50
ファイル 2015-11-26 1 47 55



特徴としては、
①頚椎前方除圧固定や、②頚椎後方除圧固定のときに
頭位を挙上しておりますが、しっかりと体位がとれます。
⑤のXLIFですが、ベッドの支柱をスライドさせて、
透視をベッドの下にくぐらせるためのスペースを作るのに非常に有用です。
DSCF7919



この間、1例目にXLIFを行った後、タテ2例目に腰椎後方除圧があったのですが、
XLIFで支柱をスライドさせたままの設定で4点フレームを置いて
そのまんま手術しちゃってますね(笑)。
BlogPaint

MAQUET alphastarは、脊椎手術において、万能ベッドといえるでしょう。