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はじめに


臨床研究をご存知でしょうか。

わたくしはそのような言葉すら知らずに
日々の仕事をしておりました。

恥ずかしい限りです。

普段の診療が変わる!


この臨床研究デザイン塾に参加して、
・普段の臨床のなかに重要な気付きがある
・気付きを研究のデザインの型にあてはめて意義を求める
というプロセスを学びました。

そのおかげで、診療態度が、
今日は忙しかったなあ
という日々から、
何か新しい発見をしたい
という姿勢に変わりました。

そして、そこから得た知見を、発表や論文に落とし込んでいくのです。
そうすることで世界の臨床医の治療の行動を変えることすら出来るのです。

デザイン塾に参加した成果


わたしと一緒に参加した友人は
その後全戦全勝です。

その戦績たるや、
・医師会の研究助成金獲得
・脊椎脊髄病学会
・ASIA SPINE
・EANS
・NASS
とすさまじい勝利っぷりです。
感動します。

わたしは異動を理由にそこまでの活躍はできておりません。
なんとか邦文論文をちょこちょこっと2編掲載させてもらいました。

デザイン塾の意義


医局を離れ野武士のような生活をしてまいりましたが
common diseaseの中に臨床研究を行う気付きがあること
そしてその研究を始めるための入り口
を丁寧に、濃密に指導してくださいます。

この研究会に参加する前と、参加した後で
普段の診療に対する意識がまったく異なるものになることは間違いありません。

また、論文も批判しながら読むことができるようになります。

忙しさのなかに流してしまっていた
「なんでこの症状がでるんだろう?」
「改善した人としない人の差はどこにあるんだろう?」
「この手術方法が正しいことなのかな?」
など、無限に湧いてくる疑問のひとつひとつを振り返って、
研究のデザインを立ててみよう!

そして新しい気付きがあれば、口演、論文にしていき、国内、世界に発信です。

それが新しくなければ、それはそれで自分の勉強になり、
しっかりと臨床医としてのバックボーンが強くなっていきます。

どんな診療科でもOK


わたしが参加した時は年齢層もさまざま、
診療科も整形外科が多数でしたが
内科医、小児科医、耳鼻科医、産婦人科医、プライマリ・ケア医、さまざまで、
他科の先生たちと一緒に合宿する経験は非常にエキサイティングで面白かったです。

そしてその先生たちとはいまでも連絡を取り合う仲となりました。
おなじグループだった先生のところには手術見学にまで行きました。

その先生は、合宿参加後のインスツルメンテーション学会でアワードを取りました。

すごく嬉しかったです。

本日のまとめ


成功体験ばかり述べましたが、
このデザイン塾に参加したから、という実感があります。

もしこの記事をみて、ご興味が湧かれたら、ぜひ参加してください。

もっともっと若いうちにこのようなことを勉強する機会があったらよかったな、
というのがわたしの率直な気持ちです。

ですので、若い先生におすすめしたいですが、
もちろん何歳になってからでもスタートすることに制限はありません!
(ただ、このデザイン塾は40歳の制限がございます)

わたしのときは事前学習として、下記テキストを読むことを指定されておりました。
そしてこのテキストは一生の宝となりました。
友人は福原教授にサインもらってました。

「第4回臨床研究デザイン塾」募集要項はコチラ

★★★
わたしが医者になって最も感銘を受けた本です!!
臨床研究の入り口に立つために必読です!!
もっと若手の時から読んでおけばよかったと思いました。