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はじめに


頸椎損傷、頸髄損傷の手術において
気管内挿管は非常に重要になってきます。

・頸椎が不安定
・頸髄への圧迫が高度
など、ちょっとした後屈が重篤な障害を引き起こしてしまう可能性があるからです。

わたしはいろいろな因果で、麻酔科を7ヵ月ローテーションしました。
初期研修医のころに3ヵ月、
なぜか専門医になってから再び4ヵ月。

専門医になってからのローテーションでは、
当時の麻酔科部長が
「きみは脊椎の専門になるんだから
トラキライトとエアウェイスコープを免許皆伝できるようにします」
と非常にありがたい指導をしてくだいました。
たいへんに感謝しています。

後屈させない、もしくは最小限の気管内挿管


トラキライトやエアウェイスコープは開口障害さえなければ
基本的に後屈は不要です。

しかも慣れてくると挿管は瞬殺です。

Awakeで気管支ファイバー下の挿管というものも見ましたが、
つらそうでした。。。
これはマスターできなかったです。

トラキライト
盲目的な操作であるため、非愛護的な性格の人には向きません、、、
今も販売されているのでしょうか?
現在の施設には少し形を変えたものが置いてあります。
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エアウェイスコープはブレードが大きくて口に入れるのにすこしコツがありますよね。
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いまはMacGRATHという器具があります。
MacGRATHはブレードがディスポーザブルで、サイズがいろいろあるようです。
わたしには経験がありません。
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本日のまとめ


現在、わたしが麻酔管理をすることはありません。
麻酔科の先生がこれらの手段を用いて、非常に愛護的に挿管してくださいます。

頸椎疾患では、ほんとうに重要なことだと思います。
麻酔科の先生はいろいろな手段を持っており非常に頼りになります。

器具を揃えてもらうことも大切なリスクマネージメントだと思います。