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はじめに


楽しみにしていた書籍が届きました。

医師の経済的自由-豊かな人生と理想の医療を両立できる第3のキャリアパス

自由気ままな整形外科医さん著です。

わたしの人生衝撃度ナンバーワンといっても過言ではない方です。

ネット上でもセミナーにおいても、科を超えて、医師を超えて、その影響力たるや計り知れません。

わたしが勤務医人生をこのまま続けていくことに対する疑問、不安を取り払って、
新しい考え方を伝授してくださいました。


すなわち第3のキャリアパスです。

年収が増えても資産はゼロ


わたしは外科系医師なので、手術の技術で社会に貢献したいと思っております。

技術を高めるため、修行のため、と言い聞かせて、
自分の時間をすべてささげるくらいの気概でやってまいりました。

するとどうでしょう。

術者になってからは年収が確実にアップしていきます。

実は、具体的な年収のことをあまりにも話題にすると、
お金に卑しい人間のような印象となり敬遠されてしまいがちです。

ごく親しい間柄でも突っ込んだ話はいたしません。

契約更改に関しても、ほとんど受動的なもので、
積極的に交渉をして勝ち取るというような話は、あまり耳にしたことがありません。

やはり医療のことに手いっぱいで、お金のことを学ぶ機会がないからだと思います。

話を年収に戻します。

自分が医師になって10年くらいの年収を、追いかけてみると
(あくまで記憶ですが、、、そのあたりがすでにお金に真面目に取り組んでいなかったことになりますね)
研修医(大学) 250万くらい+外勤
市中1 800万→アップ→1100万
市中2 750万→アップ→850万
市中3 1100万→アップ→1200万
市中4 1200万→アップ1300万

若いうちにすぐに1000万円を超えていきました。

ただし、意識の過ちが起こります。

給与所得が増えた分、支出される分が大きくなりました

生活にゆとりができたと思いこんでいたわけです。

しかし、これでは財産として残りません。

家庭をかまえ、居をかまえると、
いつまでもこのスタイルで仕事に打ち込んでいくことに
すこし疑問・不安を感じておりました。

自分が健康でいつづけなければキャッシュが入らないからです。
そして年齢を重ねるごとにパフォーマンスが低下していくことが否めないからです。

購入したマンションが資産になるのでしょうか??

医師の第三のキャリアパスを目指す


自由気ままな整形外科医さんはすでに15年ちかく前から気づかれており
医療と人生を両立するために理想的な第三のキャリアパスを体現されました。

巷には資産形成の指南書が溢れかえっておりますが
医師の仕事をしつつ、医師目線で資産形成をなし得た体験談は皆無です。

わたしも2年ほど前に自由気ままな整形外科医さんのセミナーを伺い、
資産形成を目指して活動を始めることができました。

意識の革命が起こったような感覚でした。

ただ、ではこの2年でいきなり資産が増えたかというとそうではありません。

自分の変わりにお金を産んでくれる資産自体はまだひとつもありません。

しかし大きな変化が起こりました。
意識改革の成果として、貯金できるようになったのです。

これまでの生活のなかでのほそぼそとした貯金に加えて、
1年で+100万円くらい、
2年目の現在は+200万円くらい
の貯金ができそうです。

資産を増やすためにまずすること


この貯金は年収が増えたから、できたのではありません。
実際、年収自体は、ほぼこの3年は大きな変動はありません。

つまり、支出の中から捻出したものなのです。
支出を見直すと、本当に無駄なお金の使い方に気付かされます。

著書でも述べてありますが、
資産を形成、運用していくために階層を4つにわけて説明されております。

まずするべきことは資産の運用ではなくて、
貯金なのです。

でもだからといって、はい、貯金できました、というほど簡単ではないですよね。

貯金するためにすべきことは支出の見直し・・・

これ、当たり前だろ!って、つっこみを入れられちゃます。

ただ、見直す方法がわからないんだと思います。
実際わたしがそうだったので。

支出を見直すためにすべきこと


それでは、支出を見直すためにすべきことはなんでしょうか。

わたしは
①削るべき支出がある
②回収できる支出がある
という見方をすることだと思います。

①は大変です。
これはストイックにならざるをえません。

・水道から水が過剰に出ないように元栓をシメておく
・冷蔵庫を開けるのは3秒以内
・エアコンの設定は何℃まで
・トイレットペーパーはミシン目ひとつ

う〜ん。我ながらストイックです。
とぜん一家では生活の質はなるべく落としたくないので
採用できません。

どんなに志の高いことを言っても、医師であれば世間よりちょっとくらいはいい生活がしたいという気持ちがありませんか(笑)?

もちろんこのような節約方法自体を否定はしませんが、そういう方向ではなくって、
わたしたち医師の家計簿の中には、②がきっと潜んでいると思うのです。

②を回収するためには、いろいろ勉強が必要になります。

まずは税制です。

絶対に削れないと思っているはずの、
・学会の年会費や参加費、旅費
・交通費
・研究会費
などが特定支出控除に認めてもらえる額になっているかもしれない

・親家族の医療費が医療費控除になる額かもしれない

・すこし贅沢したい食材はふるさと納税で確実に戻せる

話がすこしそれますが、
ふるさと納税は本当にチェックすべきことで、食材に限りません

例)カップが割れた、新しいものを買いたい、でも安物は・・・
なんて方もふるさと納税をよく見てみてください。

新潟の燕市のタンブラー、佐賀県伊万里焼のマグカップなど見つかります。

例)キャンプ用品そろえたいな。
などもふるさと納税の返礼品で見つかります。

例)休暇での旅行
ホテルの宿泊券などもありますので、休暇の使いみちの選択肢になるかもしれません。

つまり支出をストイックに削るのではなくて、
必要な支出を、あとから取り返すといった発想です。

これは誰かが教えてくれるわけではありませんので、
自分の支出のなかで発見して回収していく必要があるわけです。

他にも、ポイントサイト経由で必要なものを購入し、
ポイントを他に必要なもの変換するという手段があります。

ポイントは漫然とはたまりません。
明確な目的をもたなければたまらないです。
モチベーションにつながりません。

わたしは今年の家族旅行はポイントで変換したマイルで行こうと思います。
「必要経費はポイントサイトを有効に利用しよう」

これだけで、いままで毎年支出していた家族の航空券費用を、全額投資につぎ込めます。

ちなみに晩酌はふるさと納税やm3ポイントで変換したものですべて賄っております(笑)。
m3ポイントの交換は現物交換よりもamazonギフト券や楽天ポイントがお得です。

他にも給与以外の収入を得られる手段があれば、あるいは作って、
個人事業を立ち上げて
給与所得と事業所得を損益通算することができないか
(これは戦略として非常に大切なので、平成28年度の確定申告が済んだら記事にしたいと思います。)

本日のまとめ


意識革命のあと、自分の生活でもっとも大きな変化が起こりました。

単なる付き合いの飲み会をやめました(笑)

勉強時間も増えて、健康的で、経済的にも改善。
翌日のパフォーマンスにまったく支障でませんので。
いいことばかり(笑)

そのような意識の改革をすることで
わたしおよびとぜん一家は生活の質を極端に落とすこと無く
1年目 +100万
2年目 +200万
が実現できそうです。

目標にしていたタネ銭1000万円がもうすぐです。

ということで、経済的自由を得るために、まずすべきこと、行っていることは貯金です

貯金するために具体的に行うことは、
支出の中に眠っている財産の芽を摘み取ることです。
①単純に支出を削ること
②必要支出の中に回収できる財産がある。

税制の仕組みを勉強したり、支出を代替できる方法を勉強することで
支出と思っていたお金が還付されたり、ポイントなどで還元できたりして
戻ってくるようになります。

そうすると、あ、これも戻せる、などと連鎖反応を産んで、
貯金がどんどんできるようになります。

家計簿をつけることは必須ですね。