腰痛のレッドフラッグ、レントゲンのみの評価は危険。
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腰痛診療をしていると、本当に筋筋膜性の腰痛が多いと思います。実際にトリガーポイントブロックを行うと喜んでくれる方が多いです。
腰痛診療をしていると、非器質性腰痛が80%なんて言ってしまいがちですが、、、診療の熱意によるのではないでしょうか。https://t.co/ueWEi9drDq
— 四つ葉スパインクリニック (@yotsuba_spine) 2018年1月29日
しかし、腰痛の中に危険な疾患が紛れていることもあり、漫然と腰痛診療を行うと地雷にはまり込んでしまいます。
腰痛診療の中では、このような格言があります。
レッドフラッグを見逃すな!
ただ、レッドフラッグがあっても、レントゲンのみの評価ではやはり見落としがちです。
このレントゲン所見はいかがでしょうか。
わざわざ掲載しているので所見があるわけですが、このレントゲンで異常所見を言い当てることはやはり困難だと思うのです。
実際のCT、MRIがこれです。
この所見を見て、改めてXpを見ると、左の仙腸骨部分が融解している・・・?かな??
くらいでしょうか。。。
腰痛診療のガイドラインには、
レッドフラッグは
・発症年齢<20歳または>55歳
・時間や活動性に関係のない腰痛
・胸部痛
・がん、ステロイド治療、HIV感染の既往
・栄養不良
・体重減少
・広範囲におよぶ神経症状
・構築性脊椎変形
・発熱
とあります。
この症例のレッドフラッグは、
・発症年齢<20歳または>55歳
・時間や活動性に関係のない腰痛
・胸部痛
・がん、ステロイド治療、HIV感染の既往
・栄養不良
・体重減少
・広範囲におよぶ神経症状(左坐骨領域中心の広い範囲の痛み)
・構築性脊椎変形
・発熱
でした。
レントゲンでははっきりしないので同日MRIを撮像して所見を得ました。
基本的に高齢、というだけでレッドフラッグに引っかかってしまうのですが、
複数項目にまたがる場合は、やはりレントゲンのみでなくMRIあるいはCTまで撮像しておいて間違いはないと改めて思いました。
★★★★★
星地先生の経験と知識が余すところなく収められております。教科書らしくない教科書で、非常にわかりやすい!そして、なにより面白いです。絶対に一読すべきテキストです。
@yotsuba_spineさんをフォロー
腰痛診療の中では、このような格言があります。
レッドフラッグを見逃すな!
腰痛はほとんどが疲労などの要素で問題ないことが多いのですが、レッドフラッグというものがあります。注意して問診に取り入れるテクニックが必要です。https://t.co/5sfrecXrrM
— 四つ葉スパインクリニック (@yotsuba_spine) 2018年1月29日
ただ、レッドフラッグがあっても、レントゲンのみの評価ではやはり見落としがちです。
このレントゲン所見はいかがでしょうか。
わざわざ掲載しているので所見があるわけですが、このレントゲンで異常所見を言い当てることはやはり困難だと思うのです。
実際のCT、MRIがこれです。
この所見を見て、改めてXpを見ると、左の仙腸骨部分が融解している・・・?かな??
くらいでしょうか。。。
腰痛診療のガイドラインには、
レッドフラッグは
・発症年齢<20歳または>55歳
・時間や活動性に関係のない腰痛
・胸部痛
・がん、ステロイド治療、HIV感染の既往
・栄養不良
・体重減少
・広範囲におよぶ神経症状
・構築性脊椎変形
・発熱
とあります。
この症例のレッドフラッグは、
・発症年齢<20歳または>55歳
・時間や活動性に関係のない腰痛
・胸部痛
・がん、ステロイド治療、HIV感染の既往
・栄養不良
・体重減少
・広範囲におよぶ神経症状(左坐骨領域中心の広い範囲の痛み)
・構築性脊椎変形
・発熱
でした。
レントゲンでははっきりしないので同日MRIを撮像して所見を得ました。
基本的に高齢、というだけでレッドフラッグに引っかかってしまうのですが、
複数項目にまたがる場合は、やはりレントゲンのみでなくMRIあるいはCTまで撮像しておいて間違いはないと改めて思いました。
腰痛診療をしていて、最初に気になることは、
— とぜんな脊椎外科医@四つ葉スパインクリニック (@yotsuba_spine) 2018年9月11日
それ、ほんとうに脊椎由来なのかな?
です。
脊椎診療科に紛れ込む可能性ある内科的疾患は思いつくだけで
・心筋梗塞
・腹部大動脈瘤、大動脈解離
・胃潰瘍、十二指腸潰瘍
・膵炎
・尿路結石
・婦人科系疾患
・出血https://t.co/ttF404o574
MRI診断時代となり、
— とぜんな脊椎外科医@四つ葉スパインクリニック (@yotsuba_spine) 2018年9月25日
「MRIで病変を描出されなければ、すなわち異常なし」
との風潮があります。
慢性疼痛ではMRIで診断、というアプローチは決して正解ではないと思います。
大事なことは、患者さんのADLやQOL評価から疼痛にアプローチしていくこと。https://t.co/C4lKlWnsjq
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星地先生の経験と知識が余すところなく収められております。教科書らしくない教科書で、非常にわかりやすい!そして、なにより面白いです。絶対に一読すべきテキストです。
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