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当施設ではレセプトにより医師個人の診療報酬(売上?)のデータが毎月公表されます。
①外来患者総数、総診療報酬、外来ひとりあたりの平均診療点数
②入院患者総数、総診療報酬、入院ひとりあたりの平均診療点数
が数字化されます。

ちなみに関節外科、脊椎外科で発揮される器材費は含まれません。
一方、ICUはHCUの入院加算は含まれています。
おそらく内科、循環器科などの言い分も加味されているからだと思います。

これを見れば診療報酬が一目瞭然です。

どの医師があるいは総計を出すことでどの科が、外来で、入院で、トータルでどのくらい診療報酬があるのか、とことがまるわかりです。

そうなれば、各診療科の診療報酬/時間もある程度計算できます。

わたしたち勤務医の給与は、基本的には
時間給の掛け合わせ
です。

当施設の勤務規定の8:15〜17:15なので、わたしは業務内容をがんばって整理して、しっかり定時で帰れるように仕事しています。

そうすると、24時間体制の科の診療報酬よりも圧倒的に1時間あたりの診療報酬は優れているようです。

よって、今年の契約更改では、自分の生産性をさらに高めようと思ったわけです。
「年俸ではなく、自分のための時間の確保」
をテーマに望んだんですよね。。。

前置きがとても長くなってしまいました。

ご質問をいただきました。
研修日の交渉、ダメだったようですが、どのようにプレゼン、交渉されたのか教えていただけませんでしょうか。


そうなんです、、、結果、この交渉、ダメだったんですよ、、、
でも、前向きに!
ダメだったなりに何か、参考にしていただけたら幸いです(笑)

昨年と比較すると個人の診療報酬は約1.5倍の増加になりました。

ざっくり外来500万/月、入院2000-2500万/月くらいです。
(スクリューの償還を入れたらきっともっとすごいことになるんでしょうけど)

交渉の概要は以下のとおりです。

・初年度から成果を出した分、通常は、報酬を上げてくれ、具体的には年俸をあげてくれ、というところだと思いますが、希望が通るならば今年の契約更改は年俸に関しては触れません。

・勤務の契約を週5.5日の契約を週4.5ー5.0日にしてもらえませんか?
・週0.5日×2(週によっては×1)を自己研修に充てます。
・そうすれば相対的に時間給が上がって、年俸が上がったとみなせますから、、、

・いま自分が置かれている現状として、手術症例の内容がだいぶ偏っています→手技のさらなる向上が得難い→自分が行う手術手技以外の研鑽をもっと目指したい→手術研修に充てる時間をつくりたい
・手術研修→診療の技術、手術の技術のレベルアップ→可能となる手技・引き出しの増加→治療の幅が広がる→患者増える→口コミでさらに患者増える→病院の収益もふえる
・できればスタッフを連れていきたい→スタッフのモチベーションアップ→離職低下→教育システム構築→患者さんハッピー→病院も評判よくなってハッピー
・人脈形成→自分でできない手術→これまで紹介だったのが当施設に来てもらって治療可能→自分のためにもなるし、さらにスタッフの勉強にもなる→もちろんわざわざ遠方に患者さんがいく必要もなくなる→病院の評判にもなる

以上、熱意をもって交渉したんですけれども、、、

まあ、失敗しましたね(涙)。

データが公開されているのは前述の通りなので、当科の診療報酬の流れは、事務長、理事長が一番くわしくわかっていますから、、、

・当院は場末の救急病院
・外来診療の増加→定期入院、定期手術増加につながっているのは関節外科、脊椎外科だけ。
・つまり救急診療に依存せず、定期の診療報酬が望めるのは関節外科、脊椎外科だけ。

院外に行く時間を配分するよりも、院内で仕事してくれたほうが、短期的にはパフォーマンスは圧倒的に違うんでしょう。
病院は、研修日にその医師が何をやっているのか把握できないですしね、、、
転職しないように医師を自分の施設につなぎとめておく作戦をとったほうが、長期的にはよいと思うんですけどね、、、

結果、年俸はアップしました。
しかし、しょせん時間給なので、忙しくなりすぎて定時で帰れなくなっちゃうんだったらば、労働時間を延長して売っているだけで、自己生産性のアップにつながっているかどうか不明です。。。
(学術費用の経費枠も上がりました。これは嬉しい。)

ちなみに,勤務医の生産性については、まさに、英語ペラペラ道場先生のおっしゃられる通りだと思います。





今回は失敗の裏側、それならば、次回は、
「年俸ではなく自己投資を病院の経費化」交渉成功の裏側
を記事にしてみたいと思います。

全体の総括としては、しっかり評価してもらえている、ということで、満足はしております。
研修日、ほしいなあ、、、

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