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はじめに


先日、骨粗鬆症の講演を拝聴する機会がありました。

演者の先生は整形外科医であり、ご専門は
手術としては、股関節外科、脊椎外科であり、日々の診療では骨粗鬆症診療もしっかり行っているというスーパードクターでした。

二足のわらじでなく、三足のわらじ。。。
正直実践されている先生はなかなかおられないのではないでしょうか。

素晴らしく大きなエンジンを搭載しておられます。見習わなければ!

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脊椎診療でもっとも大切なこと


そして、そのあとの懇親会にも参加させていただきました。

わたしは脊椎診療が専門ということで、脊椎診療にまつわる骨粗鬆症診療の問題点を話題の中心に添えてくださいました。

その中で、実は近隣の、とある施設でクエスチョンを抱いている脊椎診療科があるというお話がありました。

脊椎診療において、昨今の低侵襲法の隆盛もあり、われわれ外科医にとっての興味の中心は、ついつい手術手技になってしまいがちです。

わたしのブログの中心記事でもあります。

しかし、脊椎診療においてもっとも重要なことは、手技ではなく診断であることをおっしゃられました。

診断8割、手術2割


まさにそのとおりです。

わたしの肌感覚としては、脊椎診療は診断8割、手術2割くらい、と思っております。

演者の先生も、なんと同じことを言われました。

診断が成立しなければ、どのような素晴らしいテクニックを駆使した手術手技であろうと患者さんの症状は変わりません。
むしろ手術で侵襲を与えただけになってしまいます。

確かな診断があってこその手術手技だと思います。

本日のまとめ


もちろん手術手技に徹底的にこだわらなければ、長期的に安定した治療成績は得られませんし、合併症の低減にはつながりません。

こだわりのない術者に手術を任せたい患者はいないでしょう。

しかし、手術も何も、診療はまずは外来診療室からがスタートです。

改めて外来で確かな診察、確かな診断を心がけていこうと思いました。

もちろん骨粗鬆症診療と脊椎診療を切り離すことはできません。
骨粗鬆症もしっかり治療していきましょう!
★★★★★
星地先生の経験と知識が余すところなく収められております。教科書らしくない教科書で、非常にわかりやすい!そして、なにより面白いです。絶対に一読すべきテキストです。