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はじめに


原発巣不明の転移性椎体腫瘍を疑ったときは、こちらで迅速に原発巣を検索しなければなりません。
その際にひとつの手がかりとして採血で腫瘍マーカーを測定します。

腫瘍マーカーの一覧をまとめました。

転移性椎体腫瘍を疑ったときの検査項目として、診療のご参考になれば幸いです。

原発巣で多いもの


原発巣で多いのは
・肺がん
・胃がん
・前立腺がん
・乳がん
・肝がん
や多発性骨髄腫
などです。

よってこれらに特に有用とされる腫瘍マーカーを網羅的にチェックする必要があります。

腫瘍マーカー.001


具体的には
CEA、CA19-9、AFP、PSA,
蛋白分画、尿検査(BJ蛋白)
がよいかと思います。





本日のまとめ


高齢化社会とがん治療進歩は、がんサバイバー患者の増加をもたらしました。

結果、骨転移でもっとも多い脊椎への転移症例も増加しております。

脊椎診療科には腰痛を主訴に来院されることが多く、原発不明がんを初療する機会が確実に増えてきていると実感します。

そのため迅速に病変の首座を判定し、当該診療科と連携をとり、治療の計画をたてるということがとても重要です。

あらゆる周術期合併症に対するトラブルシューティングが惜しみなく記載されております。
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