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とぜん201903-.001

はじめに


終板貫通軌道に注目していました。

久我山病院竹内拓海先生の講演を聞いて、これはいいな、思った次第です。

長いスクリューを用いて、刺入椎体の上終板を貫き、さらに上位椎体の下終板まで貫いて、2つの椎体にまたがるようにスクリューを打ちます。

これにより、複数の皮質骨層を貫通することで、スクリューに強いトルクがうまれ、安定性が増します。

・・・といいつつ、わたしはてっきり上の終板を貫く、もしくは下の終板を貫くものとばかり思っていたのですね。。。

よくよく調べてみると、どうやら勘違いで、隣接の椎体にまで貫通するんです(汗)
スクリーンショット 2019-04-06 10.55.59


思った以上に難しかった


この軌道は、椎体間の可動で偽関節が生じる心配のない、DISHのreverse Chance fractureこそ、よい適応だと思っています。

で、手術したんですが、思った以上にうまく貫けなかったな、、、と反省して、文献読んでいたら、、、

完全に軌道を勘違いしてました(汗)。
とぜん201903-.002


文献では、上椎体の下終板まで貫いていました(汗)。

勘違い終板貫通軌道でも思った以上に難しかったので、かなり急峻に打ち上げなければならないですねえ。

さらにスクリュー長は55mm超くらいを選択しないといけないでしょうか。

本日のまとめ


完全に軌道を勘違いしてました(汗)。

う〜〜ん、、、不勉強でした。。。

ということで、文献を紹介します(汗)。

ナンチャッテ終板貫通軌道でも、思った以上に難しかったですね。







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スクリューを椎体内ではなく、あえて椎間板を抜いて上の椎体あるいは下の椎体を貫くことも一つのアイデアだ。
そうすることでtricorticalでのスクリューのトルクを得ることができる。

って、2017年2月8日に自分で書いてるやん。。。。

どこで勘違いしたんだか、、、