カテゴリ

カテゴリ:頚椎・頸髄損傷

新しい中下位頸椎の後方固定法、paravertebral foramen screw (PVFS)について

カテゴリ:

はじめに


頸椎後方固定術は
・外傷
・頸下がり
・腫瘍
・頸椎後方除圧後kyphosis
など多岐の病態に渡って行われている加療です。

もはや標準治療のひとつと言っても過言ではないと思います。

その際の中下位頸椎の後方固定法に関しては
・外側塊スクリュー(LMS: lateral mass screw)
・椎弓根スクリュー(PS: pedicle screw)
が候補に上がると思います。

今回紹介させていただきたい論文がございます。

わたしが勝手に敬愛している(笑)千葉大学、筑波大学より発信された論文です。

001


高齢者の歯突起骨折の治療について

カテゴリ:

はじめに


高齢者は予期せぬ転倒を起こします。

ふらついたり意識消失したあとの転倒が多く、
若年者と違って、とっさの受け身がとれません。

その為、前額部や後頭部を強打してしまい
頚椎損傷を引き起こすことが少なくありません。

これだから椎骨動脈は評価しておかないと・・・

カテゴリ:

はじめに


・ハングマン骨折
ー軸椎関節突起間骨折;bilateral isthmus fracture of the axis
ー外傷性の軸椎分離すべり症;traumatic spondylolisthesis of the axis

救急病院に勤めていると結構遭遇してしまいます。

保存加療の方法としてハローベスト装着があります。

しかし、ハローベストの合併症は決して低くはありませんし、本人の辛さも甚大です。
関連記事;ハローベストを装着する際に気をつけたい(教科書に載っていない?)ポイント

わたしとしては、全身状態が許容されて、骨折の形態が固定可能ならば
積極的に内固定を行い、早期離床を目指したいです。

その中で、注意していることがあります。

C1を触る可能性がある手術の前には椎骨動脈を評価する
ということです。

ハングマン骨折(軸椎関節突起間骨折)の不安定性の評価の方法って?

カテゴリ:
ハングマン骨折(軸椎関節突起間骨折)においては
主にLevine分類を用いることが多いと思います。

病態で重要なことはC2/3椎間板損傷や前・後・棘間靭帯損傷に伴う不安定性の評価であります。

そうはいうものの、不安定性の評価をどのように行っているかが気になるわけです。

1.MRIの所見のみで判断?
2.Xp動態撮影?
 ・立位?座位?臥位?
 ・外固定は?
 ・医師のもと透視下に行う?レントゲン室で撮像する?
3.Xp荷重撮影?
4.CTで動態撮影?

ハングマン骨折(軸椎関節突起間骨折)の内固定の方法に関する考察

カテゴリ:

はじめに


軸椎(C2椎体)骨折は全頸椎損傷で5%程度の頻度で発生されるとされます。
そのうちハングマン骨折は約20%で、C2骨折で2番めに多い頻度です。

病態は
bilateral isthmus fracture of the axis
つまり軸椎の両側の関節突起間骨折で、
C2/3の椎間板損傷や前、後縦靭帯、棘間靭帯の損傷などを伴うと
その不安定性から、軸椎分離すべりを起こします。
traumatic spondylolisthesis of the axis
と表記されます。

ハングマン骨折(軸椎関節突起間骨折)のtranspedicular screw fixationの注意点

カテゴリ:

はじめに


軸椎(C2椎体)骨折は全頸椎損傷で5%程度の頻度とされます。
そのうちハングマン骨折は約20%で、C2骨折で2番めに多い頻度とされております。

絞首刑受刑者の骨折にちなんで名付けられたそうです・・・
(Schneiderら Journal of Neurosurgery 60, 1965)

病態は
a bilateral isthmus fracture of the axis、
つまり軸椎の両側の関節突起間骨折で、
the traumatic spondylolisthesis of the axis、
外傷性の軸椎分離すべり症を起こします。

中下位頸椎損傷の分類、SLIC systemについて

カテゴリ:
001


はじめに


中下位の頸椎損傷の治療方針をたてる際、多くのことを考慮する必要があります。
ひとくちに頸椎損傷といっても、
・どのような損傷なのか?
・重症度はどうなのか?
・不安定性は?
・神経症状は?
・どのような方針で治療すべきなのか?
といった問題を評価する必要があります。
そして、それらはだれもが共通の言語として標準化されることが重要です。

これ、単純ではないのですよね。

そこで現在その有用性の報告が次々とだされている
SLIC sytemについてまとめます。

頸椎後方固定のスクリューヘッドの配列・ロッド締結は術前の検討がすべて

カテゴリ:
001

はじめに


先日DISHの頸椎損傷に対して頸椎後方固定を行う機会がありました。

DISH:diffuse idiopathic skeletal hyperostosisとは、
びまん性特発性脊椎骨増殖症と訳され
脊椎が強直椎をきたしてしまう病態です。

強直椎は竹の節のように椎体同士が固定されるため、
一見強そうなのですが、骨廃用のため、実は軽度の衝撃でポキっと折れてしまいます。

さらにその後は骨折部を屈曲点として
容易にずれて、脱臼を生じてしまい、神経症状を引き起こす可能性が高いため
非常に怖い病態です。
強直性脊椎骨増殖症と強直性脊椎炎のまとめ

骨折椎体をはさんで3 above - 3 belowでの固定が推奨されております。

絶対に後屈させたくない頸椎損傷、頸髄損傷の際の挿管器具

カテゴリ:

はじめに


頸椎損傷、頸髄損傷の手術において
気管内挿管は非常に重要になってきます。

・頸椎が不安定
・頸髄への圧迫が高度
など、ちょっとした後屈が重篤な障害を引き起こしてしまう可能性があるからです。

わたしはいろいろな因果で、麻酔科を7ヵ月ローテーションしました。
初期研修医のころに3ヵ月、
なぜか専門医になってから再び4ヵ月。

専門医になってからのローテーションでは、
当時の麻酔科部長が
「きみは脊椎の専門になるんだから
トラキライトとエアウェイスコープを免許皆伝できるようにします」
と非常にありがたい指導をしてくだいました。
たいへんに感謝しています。

カテゴリ:

はじめに


俳優でタレントの西田敏行さんがベッドから転落し、頚椎の亜脱臼を受傷されたそうです。

四肢に軽い麻痺があるにもかかわらず、テレビ収録されたとのこと。

仕事に対する情熱の強さを感じるとともに、
よい子のみんなは真似しないでくださいね、とも思います。

頚椎の亜脱臼ってなに?

西田敏行さんの回復を祈り、頚椎の亜脱臼についてまとめたいと思います。

このページのトップヘ

見出し画像
×