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カテゴリ:合併症

ハローベストを装着する際に気をつけたい(教科書にのっていない?)ポイント

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はじめに


頸椎関連の手術で、
いざというときの最後の砦になるのは
やっぱりハローベストではないでしょうか。

頸椎固定術は手術の進歩とともに比較的安全に行われるようになりました。
そのため、ハローベストを装着する機会が減ってきていることは喜ばしいことだと思います。

その反面、経験の若い先生でもハローベストを安全に確実に装着できるよう
注意事項を踏襲できるようにしていかなければならないと思います。

ハローベストには注意する合併症がたくさんあります。

直後に観察すること

経過で観察していくこと
とにわけておくとよいでしょう。

OLIFを見学しました!

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はじめに


わたしは学会出張の際などに、
もし都合が合うならば、なんとか手術を見学したい
と常々思っております。

もちろん学会に参加することも代えがたい経験を生み出します。

ただ、手術の見学で得られる現場での気付きや学びは、
もう、すぐ明日につながる超実践的なものばかりです。

また、その場で形成された他施設の先生とのつながりは
今後の人生に大きな影響を及ぼしていくことは、
これまで何度も体験しています。

今回は、OLIFを見学できる幸運を得ました。

予防抗菌薬の術中再投与時間の目安

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はじめに


脊椎手術にかぎらず、インプラントを使用する手術において
最大の合併症、敵は感染症です。

予防のために多くの施設がさまざまな工夫を行っていることだと思います。

気は心、というか、
とにかくよいと思ったことはなんでもやる
という強い気持ちが大切なことだと思っております。

XLIF再開のガイドライン

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はじめに


昨年7月に薬事での有害事象の問題で、
NuvasiveのXLIFの電気刺激装置の自主回収が行われ、XLIFが行えなくなりました。
NV M5神経モニターシステム構成品の自主回収の案内が届く

12月28日付けで厚生労働省より、下記を遵守した上でのXLIF再開の許可がでました。

・承認条件を満たす適正な施設
・十分な技能を有する医師


が必要十分条件、不可欠な項目として記載されております。

この厚労省のお達しを受けて、日本脊椎脊髄病学会は承認条件のガイドラインを策定しました。
まとめます。

脊椎instrumentation手術における抗菌薬予防投与について

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はじめに


脊椎のinstrumentation surgeryでの術後合併症は何が一番つらいか?といえば
術後感染
であることに異を唱える方はおられないでしょう。

人工物の表面にバイオフィルムを形成してしまうため、感染の治療は非常に難渋します。

感染症予防に対しては常にアンテナをたてて置かなければなりません。

メディカルトリビューンに興味深い記事がありましたので記事で紹介します。

予定外の術中ポータブルは恥でも何でもないのだ!!

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頸椎後方除圧術は初期に習得する基本的な術式です。
わたしは医師3年目に指導医より合格をいただきました。

しかし高位誤認というピットフォールがあります。

高位誤認に陥ったことはありませんか?

この点は頸椎椎弓形成術においては、あまり教科書には掲載されていないと思います。

なぜならば、
・C2は頚半棘筋の付着部なので展開していて間違えるはずがない。
・最大のC2のサイズから、間違えるはずがない。
・C1後弓を触れれば間違えるはずがない。

その通りかもしれませんが、

気管切開術の恐怖について

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はじめに


頸髄高位に責任がある頸髄損傷であれば横隔神経麻痺が出現するために
人工呼吸器のサポートが必要になります。

持続的な装着が考えられるために気管切開術が適応されます。

気管切開は単純な処置ようで、実は甚だしい恐怖を伴う手技です。

気管切開術の恐怖、合併症についてまとめました。

脊椎固定術後の感染にバンコマイシンパウダーは有効なのか

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はじめに


脊椎固定術後の感染の治療は非常に難渋します。
人工物が入っているために表面にバイオフィルムを形成してしまうことがその一因です。

MIS手術を導入してから、明らかに術後感染は減りました。
しかし、ゼロにならないことも事実です。

バンコマイシンパウダーの創内散布は感染予防に一定の効果があるとの報告が散見されます。

最近ではさらに術後の感染の沈静化にも有効なのではないかとの見方があります。

術後せん妄を防ぎたい。トリガーを除く看護をしよう。

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はじめに


術後せん妄
:delirium
:postoperative cognitive impairment
は発生してほしくない周術期の合併症の一つではないでしょうか。

脊椎手術も術後せん妄を引き起こしてしまいます。
もしかしたらわりと高率かもしれません。

術後せん妄になると見当識がなくなって、
怒ったりや頑固になったりと、非協調的になって
点滴は抜くわ、導尿カテーテルは抜くわ、で大騒ぎになってしまいます。

しかし基本的には術後せん妄は元に戻ります。
よって術後せん妄は適切に対処する必要があります。

術後せん妄を防ぐ方法はあるのでしょうか?

抗血小板剤・抗凝固剤の休薬の指針がはっきりしない現状は危険

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はじめに


前例のない高齢化社会到来により
医療、介護、福祉領域が直面する危機は計り知れません。

整形脊椎診療は、この危機を好機に活かせる科であると思っています。

秋は学会シーズンで、多くの学会に参加して参りました。

高齢者治療に対するセッションは
シンポジウムで扱われたり大きな会場で行われたり
その関心の大きさが伺われます。

高齢者の定義は、種々の研究でそれぞれですが、
・リスクは従来と同様
・早期に介入することで、改善率は同様
などと超高齢者手術に対して肯定的な意見が多かったです。

ただし術前の全身状態の評価が充分になされる必要があることは論を待ちません。

ひとつの懸念として、高齢者は抗血小板剤、抗凝固剤の内服中の患者さんが非常に多いのです。
それについて、どのように周術期管理なされるべきか、という論点が弱いと感じました。

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