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カテゴリ:胸腰椎損傷

矯正が強いとPPSはセットスクリューがナメッてしまうかも。

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はじめに


わたしの手術の関心事は
MIStの可能性の向上
です。

そしていま、MIStで積極的にチャレンジしていることは胸腰椎破裂骨折です。

治療方針について悩むことが多い骨折形態ですよね。

胸腰椎破裂骨折の手術治療の方法には正解がない!!

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はじめに


胸腰椎移行部の不安定破裂骨折の治療についてはコンセンサスがなかなか得られず
controversialな領域です

治療方針についておおいに悩むのではないでしょうか?

・前方 or 後方 あるいは前方後方combine
・前方後方なら同時あるいは二期的
・それなら前方から?後方から?

・オープン vs MIS
・in situ vs 積極的なreduction

・椎体形成を追加するかどうか
・骨折椎体にもscrewを入れるか

・instrumentの範囲はshort? long?

・患者の骨質は?
・固定部の隣接椎体の状況は?
・骨折高位は?
・合併症、全身状態は?

など多くのことが加味されます。

これだけ多くのことを考えるので、正解なんてありませんよね。

考えられる限りの要因を熟考した上で、個々に合わせて対応していく
これしかありません。

その上でわたしは若年者で骨質の懸念がない症例は
Medtronic SOLERA; trauma instrument setとsagittal adjusting screwを用いた
short MIStによる整復固定を積極的に行っております。

脊椎破裂骨折の後方法による低侵襲手術

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はじめに


脊椎破裂骨折の評価の一つに
LSC; load sharing classification
というものがあります。

①椎体の粉砕の程度 <30% 30-60% >60%
②骨片の転位の程度 <50% >50%
③後彎変形の変化の程度 ≦3° 4-9° ≧10°

で評価し、7点以上で椎体圧潰がかなり高度と判断し、
前方支柱再建が望ましいとするものです。

最近は手術のデバイスの進化により後方法単独で、破裂骨折の加療がトライされ始めています。

さらに経皮的椎弓根スクリューの進化により、低侵襲手術でも可能になりつつあります。

前方アプローチを否定するものではありません。
むしろ前方法について学ぶことは必須であることは強調しておきます。

Made in Japan!日本エム・ディ・エム、IBISスパイナルシステムについて

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はじめに


脊椎固定手術にも
最小侵襲手術;minimally invasive spinal stabilization:MISt
が開発され、もう10年はたつのではないでしょうか。

このMIStの流れは、本邦においても、ますます浸透しております。

追従するようにそれぞれの業者からMISt手技器材が開発され
次々と市場に投入されております。

バージョンはさらにアップデートを重ね、
初期に使用していた、Medtronic SEXTANTの頃から
飛躍的に進歩しております。

結果、競争が非常に激しいのですね。

各社の特徴、特性について知識が追いつきません(笑)。

ただ、この市場は外資のメーカー製品で独占されている現状でした。
つまり、小柄な日本人の体型にあわせて開発されているわけはありません。

強直性脊椎骨増殖症(ASH)と強直性脊椎炎(AS)の違い

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はじめに


強直脊椎をご存知でしょうか?

強直とは、普段聞き慣れない言葉です。

Wikipediaによれば、
強直(きょうちょく、ankylosis、anchylosis)とは関節部の骨および軟骨の変形や癒着が原因でおこる関節可動域制限のことである。硬直は筋肉が硬くなることであり、強直性脊椎炎、顎関節強直症、舌小帯強直症、筋強直性ジストロフィー等に用いられる。
とあります。

強直脊椎とは、脊椎と椎間板が連続して骨化してしまった状態です。
レントゲンやCT上、脊柱があたかも竹の節のように映るため、bamboo spineなどとも称されます。

骨化しているため本来の脊柱のしなやかな動きがなくなって、一本の柱のようになってしまいます。

原因として、
強直性脊椎骨増殖症(ASH: ankylosing spinal hyperostosis)
強直性脊椎炎(AS: ankylosing spondylitis)
があります。
混同されがちなので違いをまとめました。

胸腰椎損傷は後方要素損傷を見逃さない!

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はじめに


いま一番悩んでいる症例です。

骨折受傷後3ヵ月後に受診した80代の女性です。

転倒後の圧迫骨折の診断で入院のもと保存加療となりました。
痛みがそれなりに残っているにも関わらず
自宅退院を促され、その後外来通院となったそうです。

しかし遺残した腰痛がまだまだしんどいため
当科を初診したものです。

わずか3ヵ月の画像がこれです。

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胸腰椎損傷 新AO分類についてのまとめ

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はじめに


脊椎損傷の約90%は、胸腰椎損傷です。
多くの考え方、分類があります。

以前の記事
椎体破裂骨折、胸腰椎損傷についての分類と考察

今回は刷新された新AO分類についてまとめます。

椎体破裂骨折、胸腰椎損傷についての分類と考察

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はじめに


救急病院に勤務しているからでしょうが
椎体骨折に対して考えさせられることが多いです。

椎体骨折、とくに破裂骨折の分類や、治療についてまとめました。

低侵襲法による脊椎後側方制動術について

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脊椎骨折の手術治療のひとつである
低侵襲法による脊椎後側方制動術についてまとめました。
“MISt;minimally invasive spinal stabilization”ととも呼ばれる手技です。

手術の目的


椎体骨折の程度が悪いと、じぶんの背骨で体重を支えることができないばかりではなく、
折れた骨が背骨の中を通る神経に食い込んで、

・しびれや痛み、
・麻痺、
・排泄の調整ができなくなる膀胱直腸障害
などの神経障害を引き起こしてしまいます。

胸腰椎損傷を受傷された方へ

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胸腰椎損傷のついての考え方、治療についてまとめました。
不幸にして背骨を骨折してしまった時に参考になればと思います。

病態


外傷により脊椎が骨折している状態です。
脊椎は体幹の支持をする役割と、背骨を通る脊髄や神経を保護する役割があります。
骨折してしまうと体幹を支えることができないのみならず神経まで損傷してしまいます。

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