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カテゴリ:腰椎疾患

昔も今も、腰椎椎間板ヘルニア切除術での血管損傷の発生率は変わらない!?

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先日の投稿で、PLIFケージが腹側に落ち込む可能性を言及しました。



Curattageを頑張りすぎて、前方あるいは前側方の線維輪を損傷してしまうことが要因のひとつに挙げられます。
ただ、この操作はPLIFにかかわらず、通常の腰椎椎間板切除においても起こり得るはずです。

腰椎椎間板切除術ではケージを扱う手術ではないので、ケージ関連の合併症は起こり得ませんが、椎間板切除では、線維輪損傷を起こすような操作ではどんなことが起こるのでしょうか。

報告されるのは、大血管損傷です。

腰にとって一番楽な姿勢と一番きつい姿勢って?腰椎椎間板にかかる荷重の変化について。

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姿勢によって腰椎椎間板にかかる荷重がどの程度かご存知でしょうか?

外来でよく尋ねられる質問です。

「寝るときは、仰向けがいいの?それとも横向きがいいの?」
「立ち仕事より座っていた方がいいの?」

やはり困ったときはミエロCTを撮像するに限ると思う

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MRIミエログラフィーが行われるようになり、
ミエログラフィー検査の有用性に賛否両論があります。

わたしはミエログラフィーならびにミエロCTは不要な検査ではないと思っております。

二重否定でわかりにくい文ですね。

ミエログラフィーは有用な検査であると思っています。

全例には行う必要はありませんが、診断の一つのツールとして用いています。

Disc-Fx®(経皮的ラジオ波椎間板焼灼・摘出術)の適応について考える

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はじめに


腰椎椎間板ヘルニアに伴う下肢神経痛は非常に激しく
場合によっては救急車で搬送される場合もしばしばです。

即効薬がないところが非常にツライところです。

ただし、ほとんどの症例が内服加療と安静で改善します。

とくにプレガバリン(リリカ)の登場で、
腰椎椎間板ヘルニアを手術する機会が著減いたしました。

これは本当にすばらしい薬だと思います。

ただ、ある程度まとまった治療期間が必要なのがヘルニア治療の難点なところです。

脊髄造影(ミエログラフィー)は有用性を十分考えてから行う

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はじめに


わたしは脊髄造影(ミエログラフィー)は大切な検査のひとつと位置づけております。

①内服加療で思うような改善が得られず、手術を検討する段階になった
②多椎間病変や他院手術症例、後側弯など脊柱変形などがある

①かつ②の場合には積極的にミエログラフィーで精査しています。

それ以外では有用性を十分に考慮する必要があると思います。
不必要な脊髄造影検査は行ないません。

脊髄造影、ミエログラフィー検査について興味ある記事を読みました。
腰椎の診断にミエログラフィーは欠かせない

まったく同感です。
最近の経験を記事にしようと思います。

まれな腰椎疾患③緊張性脊髄終糸症、脊髄終糸症候群について

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はじめに


本日は、まれな腰痛疾患③です。

緊張性脊髄終糸症、脊髄終糸症候群について取り上げたいと思います。

TFT;tight film terminaleなどともいわれます。

脊髄終糸とは


脊髄終糸とは、
伸び縮みの力がある軟膜が糸状になった組織
で、尾端から尾椎までつながっております。

その役割はまさにハンモックで、脊髄を支えてくれています。

腰痛疾患における心理社会的要因のスクリーニングの問題

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はじめに


現状のわたしの非特異性腰痛の診療において、
ふだんから考えている大きな問題が2つあります。

ひとつは、「ほんとうに85%が非特異性腰痛なのだろうか」ということ。
もうひとつは「心理社会的要因をどう拾いあげるか」ということです。

先日ポストした、山口大学 鈴木秀典先生の論文
「慢性腰痛(非特異性腰痛)」の治療 脊椎脊髄 29(1): 35-41, 2016
では、

腰痛患者のうち非特異性腰痛と診断されていたもの72%は、診断が可能であり、
どうしても診断が難しいものが28%で、これが真の非特異性腰痛の割合である。
よって腰痛患者の78%は整形外科専門医が詳細な診察を行えば診断が可能である。


と結ばれております。
反省し、腰痛診療をアップデート中です。

そしてもうひとつ、心理社会的要因の拾い上げについても興味を持っていることがあります。

まれな腰痛疾患②SAPHO症候群について

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はじめに


最近、腰痛について深く考えさせられています。

きっかけは
山口大学 鈴木秀典先生の論文「慢性腰痛(非特異性腰痛)」の治療 
脊椎脊髄 29(1): 35-41, 2016
です。

腰痛患者のうち非特異性腰痛と診断されていたもの72%は診断が可能であり、
どうしても診断が難しいものが28%で、これが真の非特異性腰痛の割合である。

よって腰痛患者の78%は整形外科専門医が詳細な診察を行えば診断が可能である。

という結論です。

自分も診断の精度を高めたいと思い、腰痛診療のアップデートを開始しています。

今回はSAPHO症候群についてです。

SAPHO umbrella Clinical Radiology 67 (2012) 195-206
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まれな腰痛疾患①Bertolotti症候群について

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はじめに


ひとくちに腰痛といっても
はっきりとした画像上の責任病変を認めない原因不明のものを
非特異性腰痛”といいます。

しっかり定義を引用すると
脊椎に特異的な病理が見いだせない腰痛のことをいい、
実に腰痛の80%以上を占めている

とされます。

では、逆に特異的な腰痛をすべて挙げることができますか?

先日の記事で、
整形外科専門医が丁寧で詳細な診察をすれば約8割の腰痛は診断がつく
という論文を紹介しました。

診察ですべてを除外せずに
非特異性腰痛=80%以上
が一人歩きしているような印象があるのです。

自分も襟を正して診療すべきと感じます。

そんな感じで、本日はまれな横文字の腰痛①
Bertolotti症候群
について述べます。

今日の研修医の勉強会。椎間板ヘルニアの画像所見について。

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はじめに


救急外来は画像所見の勉強の宝庫?
であることは間違いないでしょう。
不適切な表現ではありますが、、、

ありとあらゆる疾患の患者さんが来られます。

こ、こわい、、、

そんな気持ちなのでわたしには救急外来は無理でしょう。

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