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カテゴリ:薬理・薬物治療

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はじめに


年に1回静脈注射でよい骨粗鬆症薬リクラストが販売されてもう2年に近くなりました。

はじめは、
・服薬コンプライアンスが低下している患者さん(認知症や精神疾患など)
・経口薬が困難な患者さん
・活動が低下していてなかなか病院に来れない患者さん(家族は熱心)
のような患者さんに対しても積極的に骨粗鬆症加療を行うための窓が開いたな
と考えていました。




最近はむしろ抜歯のような侵襲的歯科治療の予定がないのであれば、割と積極的に処方するように変化してきました。

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はじめに


多椎間の前方除圧固定の患者さんでは、気管内挿管を継続したまま集中治療室に帰室することになります。

わたしの施設では、頼りになる麻酔科の先生が、適切に指示を出してくださるので大変助かっております。


とぜん「ほどよく眠っているね、、、麻酔科の先生はすごいなあ!」

看護師さん「RASSで−2くらいですかね〜、このまま調整していきますね!」

とぜん「よろしくお願いします(なんのことだろう汗汗)」

決して魔法ではないですよ。コンドリアーゼ髄核注射について。

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はじめに


chymopapain製造中止ですたれてしまった腰椎椎間板ヘルニアに対する髄核内注射の治療法ですが、
8月からコンドリアーゼによる治療が開始される運びとなりました。

コンドリアーゼは、髄核内プロテオグリカンのGAGを分解することによって、椎間板のサイズを縮小し、それによって含水量、椎間板内圧を減じて、ヘルニア塊を減少させる作用が期待されております。

もしかしたら、この治療で腰椎椎間板ヘルニアが一撃で治る!と思い込んでしまう患者さんが出てくる可能性があります。

治療効果が独り歩きしないように私達医療従事者はしっかり理解しておかないといけません。

この治療法についての適切な理解を得るためには、
Condoliase for the Treatment of Lumbar Disc Herniation
A Randomized Controlled Trial
を一読することをオススメいたします。
スクリーンショット 2018-07-31 13.22.28


Level of Evidence:1
Spine 2018;43:E869–E876

となっております。

腰椎椎間板ヘルニアの新しい治療法、コンドリアーゼの使用について。

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腰椎椎間板ヘルニアは30~50歳のL4/5、L5/S1椎間板に多く発症します。

代表的な症状は坐骨神経痛です。

周りの人に理解されないくらい症状が激烈で、仕事や日常生活が困難になります。

これら椎間板ヘルニアによる痛みは激烈で非常につらいですが、80%程度、つまりほとんどのケースが保存加療で改善します。

逆に言えば、1〜2割程度、外科的加療を選択せざるを得ない方もいらっしゃいます。

しかし、保存的加療で改善、と言っても、治療期間には概ね4週から12週程度は必要なので、
痛みをこらえる期間が長い、という捉え方もできます。

8月から椎間板ヘルニア治療剤として新たにコンドリアーゼというものが登場してまいります。

一般名「コンドリアーゼ」は、腰椎椎間板ヘルニア治療剤「ヘルニコア椎間板注用1.25単位」

髄核のグリコサミノグリカンを分解する酵素を注入する治療です。

これにより、椎間板ヘルニア加療に新たな治療選択肢がうまれました。
スクリーンショット 2018-07-31 13.11.43

リクラストの急性期反応に対してアセリオはどうだろう?

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リクラストは年に1回の点滴静注薬です。

1年に1回でいいの!?
これは本当にすごい事です。

骨粗鬆症の治療の重要課題は、いかにアドヒアランスを向上させるか?、です。




骨粗鬆症治療は早期にドロップアウトし、再骨折してしまうことが大きな問題です。

経口ビスフォスフォネート製剤に関しては、治療開始後1年でほぼ半数が脱落すると報告されています。

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先日、友人から神経根ブロックについての問い合わせがありました。

「うまくルートブロックするためのコツを教えてくれないか」
ということでした。

針がきちんとと神経根目指して進んでいるかがわからない、ということが心配なんですよね。

メルクマールがAP像の情報しかない、というのが心配の決定的な要素だと思います。

形容しがたい侵襲的な手技になることもある


深さ、というとても重要な情報がAP像では得られないために、場合によっては形容しがたい侵襲的な手技になってしまうことがあります。

神経根ブロックはどの施設でも手技に大きな差があるとは思えませんが、手技そのものが結構侵襲的なもので、一度受けた患者さんにとって非常に大きなトラウマになってしまうこともあるかと思います。

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ビタミンDのトリビアの続きです。

ビタミンD、おそるべしです。
知れば知るほど、自分の無知を恥じています。

カルシウム、リン、、、
学ぶこと、本当に多いですね、、、

外科の技術など、二の次って感じがします。
(いや、やっぱり手術ができない外科医はダメか)

今回は1,25-(OH)2Dと25(OH)Dについてまとめます。

ビタミンDのトリビア①含有食品と1日の推奨摂取量について。

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脊椎診療科の医師は、繰り返す脆弱性椎体骨折と戦うために、かねてから骨粗鬆症加療に関心が高いと思います。

積極的に採血で評価し、積極的に薬物加療を行っているでしょう。

ただし、他科の医師や時には患者さんに至っても、高血圧や糖尿病、脳梗塞、狭心症などと比較すると、骨粗鬆症加療には意識が乏しく、なんとなくやめるなら骨粗鬆症の薬から、みたいになってドロップアウトしてしまうことが多いのが問題ではないでしょうか。

外来で指導するにあたって、患者さんに治療の理解を得るためには、自分自身もより多くのことを学び、情熱を注いで指導しなければいけませんよね。

本日はビタミンDについてのトリビアです。

妊娠・授乳関連骨粗鬆症についての考察

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前回記事で、ドパミン受容体拮抗薬による高プロラクチン血症について考察しました。


わたしのメンターから質問が届きました。
パーキンソン病で重度な骨粗鬆症が多いのは、そういう事なんですね。

若い女性の出産後の椎体骨折はイヤですね〜。授乳してるから使用できる薬物も限られ、簡易サポーターとアセトアミノフェンだけの治療をしています。人生で最大の骨強度に達するであろう年齢で、プロラクチンの影響で短期間に骨質の劣化が生じることにも驚きます。
とぜんさんは、若年の産後椎体骨折はどのように治療されていますか?ご教示ください!


今回はその続きで、
妊娠・授乳関連骨粗鬆症
についてです。

次々に椎体骨折が連鎖してしまうんですよね。

以前、わたしの施設でも同様の経験をして、学会で報告いたしました。

関西弁さん、はっきりいって明確な治療方針がないんです、、、
とってもと〜っても難しい問題です。

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前回の記事、向精神薬と骨粗鬆症の関係について、の追記です。




調べ物をしていたら、リチウムについても記載がありましたので、ついでに備忘録です。

リチウムこそあまり当科では馴染みありませんが、わたしの施設には精神科外来もありますし、近隣に精神科入院施設があるので、知っておいて困ることはありません。

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