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カテゴリ:頚椎前方除圧固定術

Mini-Trach扱える?

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とぜん2020.001

はじめに


頸椎前方除圧固定後の気道狭窄のトピックです。

気道狭窄、これは緊急事態です!!

麻酔科の先生方の邦文を調べておりますと、Mini-Trachの有用性の報告が散見されます。

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頸椎前方固定術後に発生した上気道狭窄に対する
経皮的輪状甲状靭帯穿刺チューブ(Mini-Trach Ⅱ)を介した呼吸補助の有効性
有宗睦晃ら 麻酔.2004.53


をご紹介します。

Mini-Trachの利点と欠点が非常にわかりやすくまとめてあります。

頚椎前方手術においての周術期管理プロトコールと病棟管理マニュアルの紹介

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とぜん2020.001

はじめに


頚椎前方アプローチの手術でもっとも恐ろしい合併症は、

「気道閉塞」

です。

通常、頚髄症性脊髄症は骨棘や変性した椎間板により前方から圧迫されて生じます。

頚椎前方除圧固定術は、頚髄の圧迫を直接取り除くことができる上に、さらに頚椎のアライメントを矯正できるため、非常に理にかなった術式で、多くの脊椎外科医に好まれます。

しかし、気道閉塞をきたすと不幸にして死に至ることもあり、確率は低いものの、大変慎重にならざるを得ない恐怖があります。

それぞれの施設で対策を講じていると思います。

大阪労災病院から周術期のプロトコールが提起されており、大変参考になりますので、記事にいたします。
スクリーンショット 2020-01-04 6.48.12


タンタルのアーチファクトをご紹介(笑)

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はじめに


頚椎前方除圧固定では、最近はもっぱらメダクタのケージ
Mecta-C
を好んで使用しております。

理由は、

・上面が凸に彎曲している「ドームシェープ、前弯5度」

がまさに終板にピッタリコンタクトするからです。

ケージが大きめなのも好みです。




頸椎前方アプローチ、左右どちら側からアプローチしますか?

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はじめに


前方アプローチの論点のひとつに、
「左右どちら側からアプローチするか?」
があると思います。

基本的には左アプローチが推奨される、と学習してきているはずです。

その理由は、反回神経麻痺の発生にあります。

反回神経麻痺について考察してみます。

「頚椎前方アプローチにおける解剖」は必読

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はじめに


頚椎手術、「前方か後方か」。

わたしは、一番最初の脊椎訓練施設が、いわゆる「後方派」であったため、前方のトレーニングが遅れてしまいました。

正しい答えはありませんが、症例の経過で、前方に振れたり、後方に振れたりしながら、日々葛藤を続けています。

きっと今後もそうなんだろうと思います。

頚椎前方プレートがだいぶ薄くなった、メドトロニックZevo

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はじめに


頚椎前方プレートにはメリットとデメリットがあります。

メリット
・ケージの脱転予防
・初期固定の獲得
・偽関節発生予防を期待
・アライメント保持
など。

デメリット
デメリットは重篤なものばかりです。
・手術時間もプレートの手間分必要
・頸長筋の展開もそれなりに必要
これらは
・咽頭の違和感
・嚥下困難
などにつながります。
しかし、それ以上に困るのは、
プレートのずれ
スクリューのバックアウト
です。

これらは最悪、食道や気管に損傷・瘻孔を起こして、大変な状況に陥るのです。

頚椎前方固定のケージ、メダクタも良いですね

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単純な一椎間の前方固定手術では、可能ならば
ゼロプロファイルケージ
を使用したいところです。

一番良い適応は、
「骨質が悪くない、一椎体の椎間板ヘルニアによる頚髄症、そして高位がC4/5あるいはC5/6」
と思っています。




最近の頸椎前方用ケージとしては、メダクタのケージ、Mecta-Cも好んでおります。

メダクタの回し者ではありませんが(笑)、メダクタのケージを紹介いたします。

やっぱり頸椎前方固定は怖い。

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はじめに


頚椎前方除圧固定術は、
頚部前面を切開し、気管や食道を避けて椎体の前面にアプローチし、
椎体間にケージと呼ばれる椎間板代替のものや自分の腸骨の一部を挿入して、
椎体同士がぐらぐらしないように固定する手術です。

脊椎外科医が行う手術の基本手技の一つです。
しかし基本手技だから、安全な手術というわけではありません。

ときに記事にしておりますが、やっぱり怖い手技です。

なにが一番怖いかというと気道閉塞です。

甲状腺術後の患者さんに対する頸椎前方手術の不安

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甲状腺手術後に頸椎前方除圧固定を行った経験がありますか?

わたしは、2つの訓練施設で脊椎手術を修練しましたが、術者としても助手としても経験がありません。

頸椎椎間板ヘルニアで耐え難い痛み、しびれを生じている甲状腺術後の患者さんにおられます。

わたしの施設には耳鼻科医がいらっしゃいますが、甲状腺手術は行っておらず
相談ができませんでした。

頚椎前方固定術の気道関連合併症のリスク管理

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はじめに


わたしたち脊椎脊髄診療科にとって非常に密接な医療ニュースが2つ流れました。
気道合併症関連のニュースです。

A病院は、頸椎の手術を受けた60代の男性患者の術後の管理体制に不備があり、
約1年8カ月後に合併症で死亡する医療事故が起きたと発表した。
病院は過失を認め、親族に賠償金4千万円を支払うことで示談した。

病院によると、男性は頸椎症性脊髄症の診断で頸椎の複数の骨を除去する手術を受けた。

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