ペインクリニックから多発性骨髄腫の報告
はじめに
場末で脊椎診療をしているわたしの最大の敵のひとつが椎体骨折です。
よく記事にしています。
今わたしが感じていることは、骨粗鬆症性の椎体骨折は除外診断であるということです。
「高齢者だから、椎体骨折=骨粗鬆症」
ということではなく、
「高齢者の椎体骨折は悪性疾患を除外してから骨粗鬆症性とする」
の考えでいたほうが問題が少ない、被害が小さいということです。
診断が遅れた超高齢者の多発性骨髄腫https://t.co/Bm30wtA1H1
— 四つ葉スパインクリニック (@yotsuba_spine) 2018年2月28日
「高齢者だから、椎体骨折=骨粗鬆症」はもう、やめましょう。
— とぜんな脊椎外科医@四つ葉スパインクリニック (@yotsuba_spine) September 4, 2019
骨折の原因は
・外傷性
・悪性腫瘍転移
・骨髄腫などの原発腫瘍
・感染
・骨粗鬆症性
高齢者ほどこれらの疾患のリスクが高まります。https://t.co/LYsWdOXVwc