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頸椎の後方固定ではpedicle screwが最強の固定力を有します。

わたしは中下位頸椎においても、可能と判断したらなるべくpedicle screwを入れるよう心がけています。
頸椎椎弓根スクリュー刺入の考察

Lateral mass screwと比べて皮膚切開が若干小さくて済むかもしれませんが
pedicle screw刺入には外側への十分な展開が必要なため
往々にして最初の見立ての皮膚切開を延長します。

以前、外傷ケースでC5-6-7とpedicle screwを用いて後方固定しました。

45度くらい傾ければ安全に刺入できた測定ですが、
若年者で筋肉が固くてなかなか至適の角度にスクリューを寝かせられません。

刺入点のみ展開して、外側に別皮膚切開を用いて挿入するという手段もあります。
が、わたしは角度の錯覚を起こしそうと思ったので、
あともう一息展開がんばろう、というところでした。

筋肉が固いと感じたため、筋弛緩剤を入れてもらいました。

しばらく待って、
助手の先生に、
「あ、すこし柔らかくなってきたね。さあ、入れようか。」
と刺入し始めたとき、、、