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タグ:骨粗鬆症性椎体骨折

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はじめに


本日は、骨粗鬆症についての勉強会からです。

骨粗鬆症は全国で約1300万人と推定されています。
そして、大腿骨近位部骨折は1年間で19万件に達します。

骨粗鬆症性椎体骨折の発生数は、
大腿骨近位部骨折に比べて当然多いと予想されます。

しかし、
・無症候性に骨折している
・痛くても「歳だからそんなものか」と気合と根性で乗り切って医療機関を受診しない
などあり、正確な発生数が未知数なのです。

さらにいえば、骨折の程度も
・完全に潰れるようなものもあれば
・少しだけ陥凹している程度のもの
もあって、どこまでを骨折と診断するのかも
なかなか施設によって、読影者によって異なり
標準化されにくいのではないでしょうか。

時間外診療で「骨折はありません」。勇気が要りませんか?CTでの椎体骨折のポイント。

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はじめに


研修医のみなさんへ。
注意してみれば、CTでも椎体骨折を見つけることが可能です。
しかし、時間外診療で、あえて、「骨折はないですよ」、と説明しないほうがよいですよ。

今日は研修医に指導する機会がありました。

夜間当直は、ストレスフルだと思います。
研修医を卒業し、指導医のわたくしですらストレスフルですもの。

専門外来が終了してしまった時間外診療は、
自分の得意不得意関係なく来院した患者さんを診療しなければなりません。

わたしも自信ないです。。。

BKP : balloon kyphoplasty適用のタイミング

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はじめに


BKP: balloon kyphoplastyの手技は本邦では2011年に保険収載され開始されました。

高齢化社会を迎え、独居高齢者や、老々介護が問題になっております。
骨粗鬆症椎体骨折はどんどん増加していることを実感します。

患者さんを悩ます、骨粗鬆症性椎体骨折によるつらい体動に伴う痛み。
これが治療早期に緩和されることが治療のメリットになります。
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骨粗鬆症性椎体骨折は、Stop at One: Make your first break your last!

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はじめに


本日も3名の骨粗鬆症性椎体骨折の患者さんが新患でいらっしゃいました。
実は、3名とも既存骨折があって、再骨折でした。

ここで疑問がわきます。
骨粗鬆症加療はどのタイミングで行っているのでしょうか?

経皮的バルーン椎体後弯矯正術:BKP(balloon kyphoplasty)を受ける方へ

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脊椎骨折の手術治療
経皮的バルーン椎体後弯矯正術:BKP(balloon kyphoplasty)についてまとめました。

手術の目的


脊椎椎体骨折のため硬性コルセットを用いて安静加療を行います。
加療しているにも関わらず、体動時の痛みが頑固に持続している場合や、
椎体圧潰が進行している場合に、手術加療を行います。
経皮的バルーン椎体後弯矯正術とは、レントゲン透視を見ながら行う低侵襲手術の一つです。
小さな筒を骨折した椎体に挿入して、風船を筒の中から通して骨折椎体内で膨らませます。
膨らんだ風船の力をもって骨折で変形した椎体の形を可能な範囲で整復します。
次いで風船をしぼませて、形成された空間に骨セメントを注入して、骨折した椎体を安定化させます。椎体が安定すると、寝返りや寝起きなどの痛みの大部分が改善します。

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