骨粗鬆症の初回採血はどこまで調べるか。多発性骨髄腫はまれではないと思います。
つぎつぎに連鎖する椎体骨折症例が多発性骨髄腫であったことを経験しました。診断が遅れた超高齢者の多発性骨髄腫https://t.co/Bm30wtA1H1
— 四つ葉スパインクリニック (@yotsuba_spine) 2018年2月28日
以来、高齢者では脆弱性椎体骨折と区別がつかない多発性骨髄腫が紛れ込んでいるのではないかという恐怖にかられています。
多発性骨髄腫=血液疾患
という認識が強いですが、実際は多彩な症状を呈する全身疾患のような病態です。
多発性骨髄腫で初診から血液内科を受診する患者さんはほとんどいないそうです。
主訴のほとんどは腰痛、背部痛で、むしろ整形外科を初診しています。