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骨粗鬆症診療をきっかけに地域医療連携が強くなった!

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2021tozen.001

はじめに


骨粗鬆症の治療では、加齢との戦いのため止め時がなかなか来ません。

なので、骨粗の治療に介入すると、外来でどんどん骨粗治療が蓄積されていってしまいます。

場末の救急病院では、救急搬送されてきた椎体骨折患者の治療で精一杯です。

骨粗鬆症治療に十分に時間をかけられない、というところが実情ではあります。

再骨折予防のため骨粗治療介入したあと、地域のかかりつけ医と連携し治療継続いただくことはできないのでしょうか?

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はじめに


「アドヒアランスの向上が大切」

最近の骨粗鬆症の記事を読むと必ずといってもいいほど
最後のシメの言葉に使用されています。

英語では、adherenceと記載されます。

そこで質問です。

コンプライアンスとどう違うのかな??

わたし、アドヒアランスの意味ってわかっておりませんでした。

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はじめに


骨粗鬆症の加療が重要な点は論をまちません。

現在の骨粗鬆症性椎体骨折の治療の目標ラインは
・骨折が癒合すること
のみならず、
・至適なアライメントでの癒合をめざす
・続発性の骨折を防ぐ

といったところまでが求められています。

治療薬に関しては、
さまざまなビスフォスフォネート製剤の登場だけでなく
PTH製剤、抗RANKL抗体製剤が登場しました。

さらに将来は抗スクレロスチン抗体の製剤まで登場してくる予定です。

治療患者さんにはDXAだけでなく、
骨代謝マーカーで治療効果のチェックもできるようになりました。

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はじめに


診療を通じて、毎日毎日実感しております。

なんと骨粗鬆症性椎体骨折の多いことか!

骨粗鬆症患者は1300万人を超えているとされております。
よって10人に1人くらいは骨粗鬆症状態にあるという計算になります。

骨折は、椎体骨折が最も多く、ほか、大腿骨近位部骨折や橈骨遠位端骨折、上腕骨近位部骨折が代表的な骨粗鬆症性による骨折部位です。

脊椎専門外来をしていると、一日に1人~2人くらい新規で椎体骨折を起こして来院されます。

ところが、たいていが初回骨折ではなく、既存骨折を認めます。
あるいは橈骨や大腿骨に骨折の既往があるのです。

どうして骨粗鬆症の治療をしていないの・・・
あるいは
どうして治療を途中でやめちゃったの・・・

そんな場面が非常に多く感じられます。

これは医療者側に問題があると思わざるを得ないのです。
常々感じているのは、医師の診療のみでは十分な骨粗鬆症治療が行き届かないこと。

そのひとつの改善策として、骨粗鬆症リエゾンサービスがあります。



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