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はじめに


骨粗鬆症性椎体骨折にBKPを行うことで、疼痛を緩和することができます。
非常に低侵襲で、速効性があり、有用です。

患者さんは、治療直後から改善したことを実感されます。

麻酔科の先生にも、
“術後回診で患者さんが一番喜んでくれる手技ですね”
と言ってもらいました。

しかし、低侵襲イコール安全、というわけではありません。

というのは、PMMAはセメントなので、注入時の挙動をコントロールすることができないのです。

よって、セメント漏出の危険性があるわけです。