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タグ:腰椎椎弓切除術

キャスパー開創器におちつく

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脊椎診療のたちあげに際して、道具を揃えるところから大変な苦労がありました。

さまざまな開創器をトライしてみましたが、なかなか自分の手技とマッチしないのです。

意外と思いましたが、よくよく考えますと、
どの開創器にもそれぞれ作り手の手術への情熱が詰まっているわけです。

この手順では、こう、この向きでは、こう、みたいな。

自分の現在の手技を用いて
さまざまな開創器をトライしてまいりました。

結局、わたしの手技はキャスパー開創器です。

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腰椎椎弓切除術を受ける方へ

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腰部脊柱管狭窄症の手術方法のひとつである腰椎椎弓切除術についてまとめました。

手術の目的


腰部管狭窄症のため神経が圧迫を受けており、腰痛や下肢のしびれ、痛みなどで
日常生活が困難となっている場合に、保存加療によって症状の改善を試みます。
しかし、どうしても改善が望めない場合には手術加療を行います。
腰椎椎弓切除術とは、
・脊柱管の背中側の屋根にあたる部分の骨を削って
変形肥厚した部分の骨をなめらかに平坦にする
・上下の骨をつなぐ黄色靭帯を切除する
そうすることによって、脊柱管のスペースを確保し、神経の圧迫を取る手術です。
圧迫が解除されると、神経の血流が整うので、
回復力が残っている神経の機能改善が期待されます。
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腰椎除圧術後フォローにCTのススメ。医原性分離症の症状と診断について

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本日は医原性の腰椎分離症についてです。
医原性というだけに手術が原因です。
患者さんにとっても術者にとってもイタイ話になります(涙)。

症例提示


症例は50台の男性です。
L4/5にMIS-PLIFして、L3/4に片側侵入両側除圧の椎弓切除を施行しております。

術後3ヶ月目の検診の時でした。

1ヶ月目の時は調子はまずまずでしたが
3ヶ月目の時は左側に腰痛の訴えがありました。
診察日を早めるまでの痛みではなかったので、予約日まで待たれていた、とのことでした。

CTを撮像するとL3の左下関節突起がisthmusの部分で骨折しています。

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