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タグ:転移性骨腫瘍

易出血性の転移性椎体腫瘍の生検の方法

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はじめに


腰背部痛は脊椎診療科を受診する一番多い症状です。

ときに原発巣不明の転移性椎体腫瘍を認めることがあります。

通常、CTや腫瘍マーカー、エコーなどで原発巣を判定できることが多いですが
どうしても生検を求められることがあります。

外来で原発不明癌の転移性椎体腫瘍を診断する機会が増えていませんか?

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はじめに


経皮的椎弓根スクリュー
PPS; percutaneous pedicle screw)
を使用した最小侵襲脊椎安定術
MISt; Minimally invasive spine stabilization)
は最近、著しく普及しております。

変性疾患のみならず腫瘍・感染・外傷などにも応用されており、
その低侵襲性から今後もますます発展していくことと思います。

あわせて、最近のがん治療の発展もすさまじいものを感じます。
抗癌剤、分子標的薬、放射線療法など、がん治療の進歩です。

がん患者の生命予後は確実に延長してきております

結果、外来診療をしていると、
頚部痛や、背部痛、腰痛などを主訴に来院し、
骨転移を認める患者が増加していると感じています。

悪性腫瘍の椎体転移を疑ったときの検査のすすめかた

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はじめに


椎体骨折の原因は、外傷や骨粗鬆症性が大多数です。
しかし他にも感染や炎症性椎体疾患、腫瘍による骨破壊にともなう病的な骨折もあります。

「両下肢麻痺となった胸椎椎体骨折」という紹介がありました。

その時点でイヤな予感がしていたのです。

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ケアネットに興味深い論文が掲載されておりました。

骨転移を契機に整形外科で原発巣を診断した患者を当該診療科にどう引き継ぐか
畑中敬之ら 整形外科と災害外科. 64(1); 155~158, 2015.

これは、ほんとうに苦労致します。

転移なのでstage4です。

当該診療科といえど、積極的な治療の対象となり得ないことがあります。
ともすれば受け入れてくれない可能性があります。

以前、前立腺がん加療中の転移性脊椎腫瘍、前立腺がんのメタで
脊髄症を急性発症され下肢麻痺を生じた患者さんが救急搬送されましたが、
転送先を探しましたがまったく受けてくれません。

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