昔も今も、腰椎椎間板ヘルニア切除術での血管損傷の発生率は変わらない!?
先日の投稿で、PLIFケージが腹側に落ち込む可能性を言及しました。PLIFケージが前方に逸脱したら・・・ とぜんな脊椎外科医のブログ : PLIFケージの前方逸脱について https://t.co/OFLOsJdNIU
— 四つ葉スパインクリニック (@yotsuba_spine) 2018年2月16日
Curattageを頑張りすぎて、前方あるいは前側方の線維輪を損傷してしまうことが要因のひとつに挙げられます。
ただ、この操作はPLIFにかかわらず、通常の腰椎椎間板切除においても起こり得るはずです。
腰椎椎間板切除術ではケージを扱う手術ではないので、ケージ関連の合併症は起こり得ませんが、椎間板切除では、線維輪損傷を起こすような操作ではどんなことが起こるのでしょうか。
報告されるのは、大血管損傷です。