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タグ:骨粗鬆症マネージャー

移行措置ですが骨粗鬆症学会の認定医になりました

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脊椎診療の仕事をはじめてからだいぶ年月が経ちました。

と同時に、患者さんの年齢層も一緒に上昇していることに気付きます。

手術を始めた当初のときより比べると平均年齢は10年くらいは上昇しているのではないでしょうか?

その結果、以前よりも骨が脆弱な患者さん、すなわち骨粗鬆症の患者さんを手術する機会が増えていることを実感します。

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はじめに


「アドヒアランスの向上が大切」

最近の骨粗鬆症の記事を読むと必ずといってもいいほど
最後のシメの言葉に使用されています。

英語では、adherenceと記載されます。

そこで質問です。

コンプライアンスとどう違うのかな??

わたし、アドヒアランスの意味ってわかっておりませんでした。

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はじめに


骨粗鬆症の加療が重要な点は論をまちません。

現在の骨粗鬆症性椎体骨折の治療の目標ラインは
・骨折が癒合すること
のみならず、
・至適なアライメントでの癒合をめざす
・続発性の骨折を防ぐ

といったところまでが求められています。

治療薬に関しては、
さまざまなビスフォスフォネート製剤の登場だけでなく
PTH製剤、抗RANKL抗体製剤が登場しました。

さらに将来は抗スクレロスチン抗体の製剤まで登場してくる予定です。

治療患者さんにはDXAだけでなく、
骨代謝マーカーで治療効果のチェックもできるようになりました。

骨粗鬆症マネージャーの資格をめざしませんか!?骨粗鬆症リエゾンサービス。

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はじめに


診療を通じて、毎日毎日実感しております。

なんと骨粗鬆症性椎体骨折の多いことか!

骨粗鬆症患者は1300万人を超えているとされております。
よって10人に1人くらいは骨粗鬆症状態にあるという計算になります。

骨折は、椎体骨折が最も多く、ほか、大腿骨近位部骨折や橈骨遠位端骨折、上腕骨近位部骨折が代表的な骨粗鬆症性による骨折部位です。

脊椎専門外来をしていると、一日に1人~2人くらい新規で椎体骨折を起こして来院されます。

ところが、たいていが初回骨折ではなく、既存骨折を認めます。
あるいは橈骨や大腿骨に骨折の既往があるのです。

どうして骨粗鬆症の治療をしていないの・・・
あるいは
どうして治療を途中でやめちゃったの・・・

そんな場面が非常に多く感じられます。

これは医療者側に問題があると思わざるを得ないのです。
常々感じているのは、医師の診療のみでは十分な骨粗鬆症治療が行き届かないこと。

そのひとつの改善策として、骨粗鬆症リエゾンサービスがあります。



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