CT値によって個人に最適なスクリュー軌道が示されるようになる
はじめに
脊椎固定術の成績向上に椎弓根スクリューは非常に大きな役割を果たしています。
しかし、骨質が悪い患者にはスクリューの効きはやっぱり、あまりよくなくて、ゆるみの原因となります。
骨癒合が得られるまえにスクリューが緩んでしまえば、手術成績不良の原因となってしまいます。
なんとか緩まないようにできないものでしょうか?
それとも骨質、すなわち患者側の要素としてゆるみを受け入れるしかないのでしょうか?
外科医の選択は言うまでもなく前者でしょう。
解決策のひとつとして、CTハンスフィールド値が重要になってくるだろうと思っています。
骨粗鬆症性椎体骨折の患者さんにとって、検査は苦痛以外のなにものでもないですよね。何か一つでも検査の負担を減らすことができればよいのですが、、、 とぜんな脊椎外科医のブログ : 骨密度測 https://t.co/ayEoczIRjv pic.twitter.com/ftTOP3VfEz
— 四つ葉スパインクリニック (@yotsuba_spine) 2018年4月3日