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BKPセメント漏出を防ぐには

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はじめに


場末の救急病院で勤務していると、救急搬送される骨粗鬆症性椎体骨折の多さに驚きます。

想定外に多くの骨粗鬆症性椎体骨折に携わっており、日々のブログの更新も骨粗鬆症関連や外傷関連が多いですね(汗)

BKPを早期に導入したほうがよいと思われるケースがある


個人的には骨伝導能のない異物を椎体に入れることは好ましくないと思っており、決してBKP推進派というわけではないのですが、、、
早期に離床できなければ寝たきりの末路を辿ってしまうことが心配される高齢者症例にしばしば遭遇すると少なからず、考えが変わってきます。

家族の熱心な支えが得られるのであれば、積極的にBKPを行っているほうだと思います。

これは星野先生が非常にわかりやすくまとめてくださっています。



BKPのPMMAが心臓へ!?

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はじめに


骨粗鬆症性椎体骨折にBKPを行うことで、疼痛を緩和することができます。
非常に低侵襲で、速効性があり、有用です。

患者さんは、治療直後から改善したことを実感されます。

麻酔科の先生にも、
“術後回診で患者さんが一番喜んでくれる手技ですね”
と言ってもらいました。

しかし、低侵襲イコール安全、というわけではありません。

というのは、PMMAはセメントなので、注入時の挙動をコントロールすることができないのです。

よって、セメント漏出の危険性があるわけです。

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