悪性腫瘍の椎体転移を疑ったときの検査のすすめかた
はじめに
椎体骨折の原因は、外傷や骨粗鬆症性が大多数です。
しかし他にも感染や炎症性椎体疾患、腫瘍による骨破壊にともなう病的な骨折もあります。
「両下肢麻痺となった胸椎椎体骨折」という紹介がありました。
その時点でイヤな予感がしていたのです。
腰痛患者のうち非特異性腰痛と診断されていたもの72%は、診断が可能であり、
どうしても診断が難しいものが28%で、これが真の非特異性腰痛の割合である。
よって腰痛患者の78%は整形外科専門医が詳細な診察を行えば診断が可能である。