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2016年08月

外来で原発不明癌の転移性椎体腫瘍を診断する機会が増えていませんか?

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はじめに


経皮的椎弓根スクリュー
PPS; percutaneous pedicle screw)
を使用した最小侵襲脊椎安定術
MISt; Minimally invasive spine stabilization)
は最近、著しく普及しております。

変性疾患のみならず腫瘍・感染・外傷などにも応用されており、
その低侵襲性から今後もますます発展していくことと思います。

あわせて、最近のがん治療の発展もすさまじいものを感じます。
抗癌剤、分子標的薬、放射線療法など、がん治療の進歩です。

がん患者の生命予後は確実に延長してきております

結果、外来診療をしていると、
頚部痛や、背部痛、腰痛などを主訴に来院し、
骨転移を認める患者が増加していると感じています。

脊椎科新患の問診票にエーザイの「痛み・しびれ記入シート」が便利です!

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はじめに


新患の問診票には、各施設、各科さまざまな工夫をこらしているかと思います。

脊椎科を受診される方は基本的には痛みやしびれを主訴に来院されます。

・どのあたりに痛みがあるのか、しびれがあるのか
・そしてその程度がどのくらいの強さなのか

が重要なのですが、
患者さんが口頭で説明することは難しいし、
カルテに文字で記載すると、後からカルテを見直すのに
非常にわかりづらいです。

ましてや自分にはわかっても、他の医師にはわからない
ということが発生してしまうこともあります。

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はじめに


本日は、骨粗鬆症についての勉強会からです。

骨粗鬆症は全国で約1300万人と推定されています。
そして、大腿骨近位部骨折は1年間で19万件に達します。

骨粗鬆症性椎体骨折の発生数は、
大腿骨近位部骨折に比べて当然多いと予想されます。

しかし、
・無症候性に骨折している
・痛くても「歳だからそんなものか」と気合と根性で乗り切って医療機関を受診しない
などあり、正確な発生数が未知数なのです。

さらにいえば、骨折の程度も
・完全に潰れるようなものもあれば
・少しだけ陥凹している程度のもの
もあって、どこまでを骨折と診断するのかも
なかなか施設によって、読影者によって異なり
標準化されにくいのではないでしょうか。

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日経新聞電子版を読むようになって8ヵ月になろうかとしています。

最初の頃は、多くの経済用語が呪文の連続のように感じられて、
まったく意味不明で続かないなと思いながら読んでいました。

しかし解説が付いているし、
関連記事の見出しが一緒に掲載されているので、
興味が湧いたことは次々に記事を乗り換えて読み倒すことができます。

そういう日々を半年くらい続けていると
いつの間にやら、日課になって、
読まない日がないくらいになりました。

そもそも購読料が高いので、
支払い続けることで、モチベーションが維持されるという
無駄にしてたまるか、的な気持ちがないわけではありません(笑)

そんな中、
副業での赤字を確定申告することで税金還付の可能性がある
との記事を読みました。





英語原稿の音読練習の方法

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はじめに


英語口演のscriptの校正が返ってきました。

さすがnative視点です。
こちらが気がつかないような言い回しに校正してくださいます。

In spite of→Despite
after→following
But→However

experience→encounter
show→present
show→demonstrate

え?この程度なら気づく?

すみません。
わたし、こんなレベルなんですよ(涙)。

他にも前置詞とか時制とか、冠詞だったりとか、、、

もとの原稿はどこへやら。。。

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はじめに


今年の暑さはすさまじいものがありますよね。
というか年々暑さから熱さにかわっていってます。
今後の子どもたちの将来は、地球の将来はどうなるのでしょうか?

この熱い中、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

学会シーズンは春と秋に到来いたします。
だから夏はだいたい春の学会の論文化、秋の学会の原稿、資料作成の準備に
追われるのが恒例であります。

要領の悪さにいつも嘆いております。

勉強会の前夜に低下したモチベーションを高める

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明日は看護スタッフに勉強会をします。
今月で、3回目です。

毎月1回ずつ行っております。

勉強会のためにそれなりに自分の時間を割いて、スライドを準備をしていくわけですが、
じつは、だんだんとモチベーションが落ちてきているのが自分でわかってしまいます。

なぜかというと、

砂漠に水を撒いている感覚というのか、、、
ぬかに釘をうつ感覚というのか、、、

1回目から感じておりましたが、
2回めはさらにそれが確かなものとなってしまって。


自分の講義の内容が悪いのかもしれません。

ですが、、、
あまりにも反応が薄い!!

勉強会は、スタッフの成長のために、という気持ちで行っているのですが

余計なお世話?
なのかなあ、、、

恩着せがましいのかなあ、、、

何はともあれ、今回ほど気持ちの入らないスライド作りって経験したことがありません。

なんだかなあ。。。

とにかく、明日は全力で話したいと思います。

タイトルは
「頚椎疾患と手術後の看護のポイント」
です。

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頸椎椎弓根スクリュー刺入の考察

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はじめに


頸椎椎弓根スクリューでの固定は
脊椎外科医にとって重要な治療のオプションのひとつであると考えています。

安易に行ってはなりません。
合併症が、即致命傷になるためです。

①Cadaverでのトレーニング、
②手術の見学、
③術者と一緒に行う
というステップを何回も繰り返さないといけないと思います。

MEPの経頭蓋刺激電極の刺入点について

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はじめに


脊椎脊髄病学会のモニタリング委員会が行った調査では
7000例の脊椎脊髄手術のうち、1.8%に術後麻痺が生じたと報告されております。

時代とともに、術中脊髄モニタリングの重要性が増していると思います。

当施設では退行性変性疾患においての除圧術、除圧固定術
外傷でもBKPを除いて頸髄や胸髄を含む多椎間固定であれば
基本的に全例脊髄モニタリング下に行っています。

モニタリングは電位が出ないときの解釈が非常に難しいです。

ときに経頭蓋刺激電極の刺入点はどのようにされていますか?

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