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2017年01月

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はじめに


椎体の骨折を診断する際に
多発性骨髄腫が紛れ込んでおります。

採血にて高タンパク血症や高カルシウム血症があれば
いくらか診断の助けになりますが、
骨病変のみ見ていては診断が遅れがちになってしまいます。
診断が遅れた高齢者の多発性骨髄腫

Punched out lesion、すなわち骨透亮像
判断しやすいものもあればそうでないものもあり、
積極的に疑って、M蛋白を測定しなければならないと思います。

ところでβ2ミクログロブリンを測定することがあるでしょうか?

わたしはβ2ミクログロブリンは多発性骨髄腫のマーカーかな、くらいにしか思っておりませんでした。

多発性骨髄腫に対してBKPを行う機会がありましたので、少しまとめました。
はっきりいって全然わかっていない(汗)

ブーメランケージ、T-PAL使用の備忘録

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はじめに


ようやく、といいますか、タイトルにあるように
ブーメランケージ、T-PALを使用する機会を得ました。

使用してみよう、と思って、
記事にしてからなんと半年以上経ってる・・・(笑)

MIS-TLIFのブーメランケージの進歩

ご指導いただいたことを備忘録としてまとめました。

経済的な自由を目指すために、まず一番にすべきこと。

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はじめに


楽しみにしていた書籍が届きました。

医師の経済的自由-豊かな人生と理想の医療を両立できる第3のキャリアパス

自由気ままな整形外科医さん著です。

わたしの人生衝撃度ナンバーワンといっても過言ではない方です。

ネット上でもセミナーにおいても、科を超えて、医師を超えて、その影響力たるや計り知れません。

わたしが勤務医人生をこのまま続けていくことに対する疑問、不安を取り払って、
新しい考え方を伝授してくださいました。


すなわち第3のキャリアパスです。

英語の校正は素直に業者にお願いしています。

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本日は本来は手術の予定日でしたが、定期の手術がなかったため、
終日まとまった時間がありました。

「この時間は絶対に無駄にできない!」

ありがたく論文の原稿作成に費やすことができました。

肝心の英語ですが、わたしは常々失敗ばかり。
悩みのタネでございます。

日常会話すら満足に話すことができません。

国際学会に出陣するようになっても、
上達したという自覚がまったく得られません。

う〜ん。度胸はついたかも。

そんなわたしが、なぜ国際学会に行くようになったかといいますと、
これは幸運な出会いに恵まれたからです。

Disc-Fx®(経皮的ラジオ波椎間板焼灼・摘出術)の適応について考える

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はじめに


腰椎椎間板ヘルニアに伴う下肢神経痛は非常に激しく
場合によっては救急車で搬送される場合もしばしばです。

即効薬がないところが非常にツライところです。

ただし、ほとんどの症例が内服加療と安静で改善します。

とくにプレガバリン(リリカ)の登場で、
腰椎椎間板ヘルニアを手術する機会が著減いたしました。

これは本当にすばらしい薬だと思います。

ただ、ある程度まとまった治療期間が必要なのがヘルニア治療の難点なところです。

抜管前・直後や病棟管理にオススメ、Knee-up testのご紹介

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はじめに


脊椎術後の管理において、絶対欠かせないものに神経症状の確認があります。

術後麻痺が出現したあるいは悪化した場合は、緊張感が走ります。

血腫などの重篤な障害が発生している可能性が高いため、
緊急での再手術が必要になるかもしれないし、
場合によっては永続的な障害となる可能性があるからです。

m3ポイントの交換は現物交換よりもamazonギフト券や楽天ポイントがお得です!!

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はじめに


2017年は、週末は臨床を離れて自分のフトコロ事情を記事にしていきたいと思います。

m3ポイントをご存知でしょうか。
「m3.com」、「エムスリー」というサイトで得られるポイントのことです。

エムスリーのサイトをみると、
"20万人以上の医師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト"

というふうに表記されております。

あくまで医療従事者専用サイトであって、
医師専用、ではありません。

わたしは医局に属していないために
スポットのアルバイトや転職ではエムスリーキャリアーのお世話になりました。

この経験もいつか記事にできればいいなと思っています。

☆☆☆当直のない生活をはじめることができました。交渉はエージェントにおまかせするだけ。

ふるさと納税に秘められた国民の隠れ負担って、いわれても

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はじめに


本日の日経新聞の記事に興味深い内容がありました。

ふるさと納税額がほぼゼロからなんと、21億円にまで増加した町がありました。

佐賀県の上峰町です。

すごいですよね。

佐賀牛を返礼品にして努力した結果のようです。

ふるさと納税は、もちろんわたしも(妻?)楽しみながら行っています。

ハングマン骨折(軸椎関節突起間骨折)の不安定性の評価の方法って?

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ハングマン骨折(軸椎関節突起間骨折)においては
主にLevine分類を用いることが多いと思います。

病態で重要なことはC2/3椎間板損傷や前・後・棘間靭帯損傷に伴う不安定性の評価であります。

そうはいうものの、不安定性の評価をどのように行っているかが気になるわけです。

1.MRIの所見のみで判断?
2.Xp動態撮影?
 ・立位?座位?臥位?
 ・外固定は?
 ・医師のもと透視下に行う?レントゲン室で撮像する?
3.Xp荷重撮影?
4.CTで動態撮影?

不安定型仙骨骨折への低侵襲手術の応用

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はじめに


骨盤輪骨折は多発外傷を伴っていることが通常で、Damage controlが大切です。
低侵襲化により、治療の一助ができるようになってきたと感じております。

骨盤の荷重分散は基本的には、後方の仙椎、仙腸関節へと伝達されるので
骨盤輪損傷に対する治療は、後方骨盤輪の損傷の整復が重要と考えています。

ただし高エネルギー外傷による骨折がほとんどなので、
臀部に直接の挫傷があり、皮膚が汚染されていたり
あるいは骨盤出血のショックを回避すべく内腸骨動脈塞栓術後で、
軟部組織の血流低下が心配されたりします。

このような下地に広範囲の皮膚切開、筋群の展開を行い
instrumentationを施行しなくてはなりません。

従来のオープン法では、創部の離解、感染のリスクが高まることは容易に想像できます。

Damage controlの概念のなか、低侵襲手術が少しずつトライされており、
安定した成績が報告されてきています。

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