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2017年01月

脊椎instrumentation手術における抗菌薬予防投与について

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はじめに


脊椎のinstrumentation surgeryでの術後合併症は何が一番つらいか?といえば
術後感染
であることに異を唱える方はおられないでしょう。

人工物の表面にバイオフィルムを形成してしまうため、感染の治療は非常に難渋します。

感染症予防に対しては常にアンテナをたてて置かなければなりません。

メディカルトリビューンに興味深い記事がありましたので記事で紹介します。

ハングマン骨折(軸椎関節突起間骨折)の内固定の方法に関する考察

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はじめに


軸椎(C2椎体)骨折は全頸椎損傷で5%程度の頻度で発生されるとされます。
そのうちハングマン骨折は約20%で、C2骨折で2番めに多い頻度です。

病態は
bilateral isthmus fracture of the axis
つまり軸椎の両側の関節突起間骨折で、
C2/3の椎間板損傷や前、後縦靭帯、棘間靭帯の損傷などを伴うと
その不安定性から、軸椎分離すべりを起こします。
traumatic spondylolisthesis of the axis
と表記されます。

KMC Kyphoplasty SystemはBKPにあいのりできるのか!?

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はじめに


わたしの臨床の仕事の関心事の一つに、骨粗鬆症加療があります。

骨粗鬆症によって脆弱性骨折をきたすわけですが、
胸腰椎移行部の椎体はもっとも骨折しやすい部位です。

症状は体動時痛で、動けなくなってしまい
骨折の回数によっては寝たきりになってしまいます。

さて本日の主題は、BKPに関してです。

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勤務医を続けていてもお金はいっこうにたまらないです。

年収の増加はいずれどこかで打ち止め、
むしろパフォーマンスが落ちてくるので年収は減ってくるでしょう。

医師は世間からみれば高所得かもしれません。
しかしだからといって無尽蔵に贅沢できるほどの収入はありません。

ほんのすこし贅沢している、というのが現状と思います。

例えば、かっこいい輸入車に乗っていてもローンです。
少し大きめの家を建てたといっても、少し高層のマンションを購入した、といっても
もちろんローンです。

矯正が強いとPPSはセットスクリューがナメッてしまうかも。

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はじめに


わたしの手術の関心事は
MIStの可能性の向上
です。

そしていま、MIStで積極的にチャレンジしていることは胸腰椎破裂骨折です。

治療方針について悩むことが多い骨折形態ですよね。

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わたしの感覚が異なっているのかなって思った出来事がありました。

術後患者さんをお部屋に届けたあと、患者さんの家族と術後説明を終えました。

その後回診に行くと、、、
なんとなく違和感。

あ、モニターが付いていないんだ、と。

看護師さんに尋ねると、

予定外の術中ポータブルは恥でも何でもないのだ!!

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頸椎後方除圧術は初期に習得する基本的な術式です。
わたしは医師3年目に指導医より合格をいただきました。

しかし高位誤認というピットフォールがあります。

高位誤認に陥ったことはありませんか?

この点は頸椎椎弓形成術においては、あまり教科書には掲載されていないと思います。

なぜならば、
・C2は頚半棘筋の付着部なので展開していて間違えるはずがない。
・最大のC2のサイズから、間違えるはずがない。
・C1後弓を触れれば間違えるはずがない。

その通りかもしれませんが、

ハングマン骨折(軸椎関節突起間骨折)のtranspedicular screw fixationの注意点

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はじめに


軸椎(C2椎体)骨折は全頸椎損傷で5%程度の頻度とされます。
そのうちハングマン骨折は約20%で、C2骨折で2番めに多い頻度とされております。

絞首刑受刑者の骨折にちなんで名付けられたそうです・・・
(Schneiderら Journal of Neurosurgery 60, 1965)

病態は
a bilateral isthmus fracture of the axis、
つまり軸椎の両側の関節突起間骨折で、
the traumatic spondylolisthesis of the axis、
外傷性の軸椎分離すべり症を起こします。

気管切開術の恐怖について

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はじめに


頸髄高位に責任がある頸髄損傷であれば横隔神経麻痺が出現するために
人工呼吸器のサポートが必要になります。

持続的な装着が考えられるために気管切開術が適応されます。

気管切開は単純な処置ようで、実は甚だしい恐怖を伴う手技です。

気管切開術の恐怖、合併症についてまとめました。

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