アーカイブ

2018年01月

妊娠・授乳関連骨粗鬆症についての考察

カテゴリ:

はじめに


前回記事で、ドパミン受容体拮抗薬による高プロラクチン血症について考察しました。


わたしのメンターから質問が届きました。
パーキンソン病で重度な骨粗鬆症が多いのは、そういう事なんですね。

若い女性の出産後の椎体骨折はイヤですね〜。授乳してるから使用できる薬物も限られ、簡易サポーターとアセトアミノフェンだけの治療をしています。人生で最大の骨強度に達するであろう年齢で、プロラクチンの影響で短期間に骨質の劣化が生じることにも驚きます。
とぜんさんは、若年の産後椎体骨折はどのように治療されていますか?ご教示ください!


今回はその続きで、
妊娠・授乳関連骨粗鬆症
についてです。

次々に椎体骨折が連鎖してしまうんですよね。

以前、わたしの施設でも同様の経験をして、学会で報告いたしました。

関西弁さん、はっきりいって明確な治療方針がないんです、、、
とってもと〜っても難しい問題です。

001

カテゴリ:

はじめに


前回の記事、向精神薬と骨粗鬆症の関係について、の追記です。




調べ物をしていたら、リチウムについても記載がありましたので、ついでに備忘録です。

リチウムこそあまり当科では馴染みありませんが、わたしの施設には精神科外来もありますし、近隣に精神科入院施設があるので、知っておいて困ることはありません。

80万円の予算で飛行機のビジネスクラスで世界一周できちゃうの?

カテゴリ:
週末なので脊椎診療を離れます。

ところで、わたしは、医師のキャリア革命に参加しております。

サロンではたくさんのお題があり、とても刺激的です。
メンバーの方々のリテラシーのレベルが高すぎてついていけません(汗)

整形外科医のための英語ペラペラ道場
医師のキャリア革命(オンラインサロン)2018

そんなメンバーの一人が新しい行動を起こしました!

皆がうらやむ世界一周!!

素敵すぎ。

そして、この世界一周は、なんといっても、
ビジネスクラスの航空券でいく!!
というのが特徴です。

向精神薬と骨粗鬆症の関係

カテゴリ:

はじめに


脊椎診療科だから向精神薬は他科のもの、と高を括って良いものでしょうか?
(シャレではないです(汗))

昨今、高齢者に対する手術が激増してきて、術後せん妄に悩むことも多いかと思います。
せん妄の治療に向精神薬を用いる事が少なからずあると思います。

また、不眠症状や消化器症状で薬剤を服薬している高齢者は非常に多いです。

BlogPaint


ちょっとした調べ物をしていて、精神科の文献を読んでいたら、驚きの報告がありました。

まれ?Bow hunter's strokeについて。

カテゴリ:

はじめに


股関節班から、
Bow hunter 症候群と診断され、頸部を回旋しないように、と言われて10数年、、、という症例がいます」
と相談されました。

すでに症状の再現性はなく、抗血小板剤内服は高血圧、狭心症の既往によるものだとか。

再現性がないなら大丈夫ですよ、とはなかなか断言できなかったので、せめて低侵襲検査として、頸椎Xpでの動態評価、MRI/MRA、頸動脈エコーで正中、回旋位での血流ドップラー評価を可能な限りで行ってもらい、所見がはっきりしなかったのでそれ以上の追加検査は行わず、通常以上(?)に愛護的に股関節手術してもらいました。

10数年前にBow hunter's strokeと診断するって臨床力すごいなあ、と感じました。
というのは、わたしは未だに診断したことがないからです。
見逃しているんだと思います。。。

ということでBow hunter's strokeについてまとめておきます。

カテゴリ:
Google analyticsというものを用いれば過去人気の記事やアクセスされやすい単語、時間帯、媒体など多くの情報を得ることができて、ブログの記事作成に大変役に立つとのことです。

もちろん、わたしはあまり使いこなせておりません(涙)

・ひとり診療体制で交流の場が欲しかった
・自分の勉強の備忘録として
・役に立った知識、経験(成功も失敗も含めて)の共有
・資産形成の勉強ツール

などで始めたブログですが、なんとか2年継続できました。
2017年終わりにあたり、感謝の気持ちとともに、過去記事をGoogle analyticsを使って初めて振り返ってみました。

カテゴリ:
いよいよ新年を迎えました。
皆様、新年明けましておめでとうございます。

新年はなぜか、心が高揚します。
きっと私の中に、幼い頃から初詣に行ったり、書き初めをしたり、家族で一年の計を元旦に立てたり、などと習慣化されたものが今になっても残っているのでしょう。

新年なのに契約更改の小噺です。



このページのトップヘ

見出し画像
×