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2020年07月

腰椎分離症に対する外科治療の低侵襲化について

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202004とぜん.001

はじめに


腰椎分離症は、若い人、とりわけアスリートに多い腰痛の一因です。

疫学的には若年者の約5%前後、アスリートには15%程度に発症するとされます。

大多数、9割程度がL5に発生して、ついでL4と続きます。

海外では女性の体操選手に多いという報告もあります。

若年者であるため、インターハイなどの試合や進学などの真っ只中におります。

いくら治療のためとはいえ、スポーツを停止することは、若年者の患者さんやご両親に多大な心理的ストレスをかけることになり、十分に病状を話し合って、本人、ご両親の双方に理解してもらうことがとても大切です。

もしかしてoccult dural AVFなのか

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はじめに


先日、他院から頚椎症による歩行障害での手術適応についての紹介がありました。

ありがたいことに、頚椎と腰椎のMRIを持参されており、すでに診断がついているのかと思いました。

頚椎症性脊髄症による痙性歩行障害であれば、すでに索路障害をきたしていることになるので、まず間違いなく手術を考慮したほうがよいでしょう。

Camberの使用感、完成型は近い!?

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はじめに


頚椎椎弓形成術、わたしは片開き法を愛用しています。

最近はHAスペーサーからチタンプレートの製品が多くなりましたね。

いろいろ使用していましたが、NuVasiveのCamberは使用感がよいと感じました。

さすが後出しだけありますね(笑)

今回はCamberの使いやすいと感じたところの感想をまとめます。

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