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2021年07月

復習。Xコア&T2 Stratosphere挿入の至適な骨切りラインの決め方

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2021tozen.001

はじめに


骨粗鬆症性椎体骨折の偽関節による遅発性神経障害の症例に対して、前方アプローチによる椎体置換を行う機会がありました。

ひさしぶりにT2 Stratosphereの登場です。

上下の終板までの長さは26mmくらいでした。
上下の椎間板をしっかり切除すればX core28mmは入るとは思います。
XコアJrならばまず問題ないです。

・・・O-armの見積もりのお願いなどよこしまな気持ちもよぎり、、、
T2 Stratosphereです。

26mmケージを使用して、5mmくらい開大されました。

そしてわりと満足できる前弯を得ることができました。

が、透視では良さそうに見えたのですがレントゲンでは、後方よりにケージが入ってしまいました。

頚椎後方固定での3D患者適合型ドリルガイドSGTについて

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はじめに


わたしは、3Dプリンター技術を用いて作成した患者適合型ドリルガイドの大ファンです。

ドリルガイドはMySpine®を利用しています。

MySpine®とは、スイスに本社を置くメダクタ(Medacta)という企業の商標です。

術前のCT画像データをもとに、その患者さんにぴったり適合するドリルガイドを作成。

それを実際の術野で用いてinstrumentation手術を行うものです。

使用にはメダクタのライセンスが必要で、メダクタが定める研修を受講する必要があります。


ー患者適合型ドリルガイドMySpine、到着までの期間と費用についてー


成人外傷性環軸椎回旋脱臼の全身麻酔下での閉鎖整復手技

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はじめに


めったに出会うことない、成人の外傷性環軸椎回旋脱臼症例について調べる機会がありました。

クローズドで整復する方法というか、コツとかあるのかな、と思って検索したら、ケースレポートがひとつ見つかったので備忘録としてまとめておきます。

この症例報告では、さらに歯突起骨折Type2まで合併しています(コワイ)。

透視下に全身麻酔下でハローリングを用いて牽引し、さらに経口アプローチを併用して閉鎖整復を行っています。

ナビゲーションがほしいけどO-armかCios Spinか?

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はじめに


先日、Cios Spinとブレイン・ラボのナビでの手術を見学する機会を得ました。

・・・すごかった。

なんて便利なのでしょう、、、

これまでナビはO-armに偏っていたのですが、意識が変わりました。

ナビは高額なので、購入を諦め、ナビに頼らずとも可能な技術向上を目指して参りました。

でも、やっぱり、ナビゲーションは必要と思いました。

手術の完成度が遥かに上がることは間違いなしです、、、

ナビ、ほしい、、、

いろいろなインプラント業者にナビについてたずねてみると

現状では、

「O-arm」 VS 「Cios Spin」

といった構図のようです。

それぞれの違いについて、とぜんの独断偏見でまとめてみます。



全然知らない滅菌器

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はじめに


滅菌器って値段とか種類って知っていますか?

内視鏡など、複雑で精密な医療機器の進化によって滅菌器にも進化が求められています。

具体的には、低温かつ短時間で滅菌可能な滅菌器が不可欠になっています。

滅菌器、全然知らなかった、、、。

自分でみたことないし、足を運んだこともない、、、

スタッフの皆さんががんばってくれてたことを今更ながら知り、頭が下がります、、、、

ありがとうございます。

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