NASSへGo
スポンサードリンク
またいずれかの機会で記事にしたいと思っていますが昨年、
福島県立医科大学 臨床研究イノベーションセンター
が主催する
第2回 臨床研究デザイン塾に参加しました。
衝撃でした。
大袈裟に聞こえると思いますが、
これまでの医師観が変わるくらいの感銘を受けました。
研修生活以外は大学外で過ごしてきた自分は
研究について考えたことはありませんでした。
わたしはほんとうに無学で、
臨床研究という言葉に出会うことなく、医師生活を続けていました。
素通り?無視?だったのかな?
「普段の臨床の中に重要な気付きがある」
一緒に参加した同僚と、
「自分たちの臨床の気付きをデザインして、
国際学会、国際論文にして発信してみよう」
という目標を掲げて福島を去り、一年がたちました。
そして、apply しました!
NASS; North American Spine Society
The Spine Journalを発行する脊髄病学で最も権威ある学会のひとつです。
2015年 Annual meeting @ Chicago
結果は、、、
残念!!
ダメでした。
でもその行程で培ったものは、しっかり自分の今後に生きていくと思います。
しかし!!
同僚は、acceptされました!!
これは、ほんとうに嬉しいです。
先日、予演をしてくださいました。
自分たちが普段行っている、臨床のこと、その中で気づいたことが
NASSで発表できるというだけで、わくわくします。
論文にもしてくださると思います。
わたしも一緒に参加したかったですが、
同行は若手の後輩に譲って自分はお留守番をします。
頑張ってきて欲しいです。
そして後輩は、その雰囲気を刺激に、今後の臨床に役立てて欲しいです。
自分自身も今回の件を糧にがんばり続けることができます。
下記のおかげで、臨床研究の入り口に立つことができました。
推薦図書です。
臨床研究の道標 7つのステップで学ぶ研究デザイン / 福原俊一
★★★
管理人が医者になって最も感銘を受けました。臨床研究の入り口に立つために必読と思い、推薦いたします。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】臨床研究の道標 [ 福原俊一 ] |
コメント
コメント一覧 (2)
そうですね。日々の気づきが治療を変えられるかもしれない、そうなるとこれまでの診療が間違っていて、新しいものに変わるかもしれない、と考えるとワクワクします。毎日の臨床がきつい、しんどい、と思うだけでなく、モチベーションの高い新たな視点でできるようになりました(笑)。