サルコペニアのアプローチは多職種の連携が必要
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サルコペニア sarcopenia
【語源】ギリシャ語sarx(=flesh:肉)+ penia(=loss, povety:失う)
1989年 Rosenbergにより初めて提唱されました。
原著はまだ読んだことはありません。
加齢に伴って筋力量が減少した状態のことです。
脊椎診療を行っていると、多くの方が悩んでいるように思います。
筋力の低下のため
ふだんの歩行や起居のちょっとした動作の機能も低下してしまいます。

高齢者では筋の再生能力や、増殖機能が低下しています。
いったん筋量が減少してしまうと回復が難しいのは容易に予想できます。
筋量が低下すれば、筋力が低下します。
そうなれば、運動は困難になり、結果、さらに筋量が減少する悪循環に陥ってしまうのです。
サルコペニアの予防のため、
筋力トレーニングを中心とした積極的な運動の介入が必要と感じています。
ただ、脊椎疾患を患っていると
つらい痛みやしびれのせいで、
積極的な運動が困難になってしまいます。
脊椎外科医だけでなくリハビリ療法士、栄養管理士、薬剤師
などでチームを作って対応できたら、
サルコペニアによって高齢者のADLが低下して健康寿命が低下してしまうことを防ぎ、
要支援、要介護高齢者を減らすことに繋がると思います。
そんなチームを作りたい、そんなクリニックを目指したい、
と日々思いながら診療を行っています。
いったん筋量が減少してしまうと回復が難しいのは容易に予想できます。
筋量が低下すれば、筋力が低下します。
そうなれば、運動は困難になり、結果、さらに筋量が減少する悪循環に陥ってしまうのです。
サルコペニアの予防のため、
筋力トレーニングを中心とした積極的な運動の介入が必要と感じています。
ただ、脊椎疾患を患っていると
つらい痛みやしびれのせいで、
積極的な運動が困難になってしまいます。
脊椎外科医だけでなくリハビリ療法士、栄養管理士、薬剤師
などでチームを作って対応できたら、
サルコペニアによって高齢者のADLが低下して健康寿命が低下してしまうことを防ぎ、
要支援、要介護高齢者を減らすことに繋がると思います。
そんなチームを作りたい、そんなクリニックを目指したい、
と日々思いながら診療を行っています。
コメント
コメント一覧 (2)
骨粗鬆症、サルコペニア、ロコモーティブシンドローム。
高齢化社会を乗り切るためにわれわれが取り組まないといけない問題はたくさんあります。その問題に取り組むためのチームを作っていきましょう!