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「先生はどうして、医師になったのですか?」

いろいろな職種の方に聞かれます。

患者さんを救いたいから?
といっても果たして医師しか患者さんを救えないのでしょうか?

そんなことは医師のエゴでしょう。

病院の中には
患者さんを中心に、
医師を始めとして、実に多くの職種が関わっております。
ざっと、、、
歯科医師
看護師
助産師
薬剤師
リハビリ療法士(理学療法、物理療法、言語療法)
管理栄養士
臨床工学士
ソーシャルワーカー
臨床検査技師
放射線技師
歯科衛生士
義肢装具士
ほかにも
救命救急士
鍼灸師
柔道整復師
看護助手や医療事務士、医療秘書
清掃業者
機材業者
いろいろ、本当にたくさんの方々が関わってます。

そして、患者さんに関わる仕事は病院の中だけでしょうか?
もちろん違います。
病院内のみならず院外でも、本当に多くの方々が医療に携わっております。

法律で医療の制度を変えようとしている人もいるだろうし、
経済で医療の格差を変えようとしている人もいるでしょう。
研究で新しい治療法を発見することも可能です。

他にも
装具を開発する方。
電子カルテやオーダリングを整えるIT関連の方。
内視鏡や顕微鏡など光学技術で支える方。
ペースメーカーやSCSのポンプなどのを開発する方。
点滴や医療用の器具を作る方。

みなさん、それぞれの分野で患者さんを救っていると言えるのではないでしょうか?

わたしはそのなかの、医師という一分野で患者さんを救うお手伝いをしています。
たくさんの方々がいて、皆々が、患者さんの回復を願いながら仕事していると思います。

私の医師としての一番の目標は、
普段の臨床で得た気づきを臨床研究につなげて
個々の臨床医の行動を変えるような成果を産み出すこと
です。

その目標の達成のためにわたしが一番の大切に思うポイントは
月並みなのですが、患者さんひとりひとりを自分の大切な家族のように想うことです。

昨日は大切な仲間の壮行会。
大学病院に異動です。
全くおなじ気持ちを持った友人です。

語り合って、語り合って、
こんな記事になりました。
長文にお付き合いいただき、誠にありがとうございます。