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わたしは学会発表や手術見学が自分を伸ばす一番の方法と考えております。

学会で発表する意義


学会で発表すれば
自分の知識の整理やアップデートにつながります。
質疑応答で、他施設の考え方を得ることができます。
ほかにも他施設の演者の発表を聞くことで
診断や手術に対する注意点、対策など
いろいろ拝聴したり質問したりすることができます。
その場で新しい人間関係を得ることもできます。
これらはたいてい、大きな刺激になるものです。
そして新しい臨床研究に対するスイッチが入ります。

学会発表の後は


発表したい内容は、
自分が経験したことが有用だと考えて、世間に知らせたいこと
です。
学会発表という、打ち上げ花火で終わるのではなく、
論文に残すことができれば、さらに世間に広めることができます。
論文化は医師としての最大の仕事です。

かっこいいこというな!

もちろん
言うは易く行うは難し、、、
ですよねえ。。。

ケアネットにこんな記事が掲載されておりました。
学会発表後になぜ論文化しない?

 米国ジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生大学院のRoberta W. Scherer氏らは、学会での発表内容を論文として公表しない理由について、学会抄録の著者に問い合わせて調査した報告の系統的レビューを行った。その結果、医学専門分野において論文化しない主な理由は、ジャーナルよりも著者に関連する因子にあることが示唆された。Journal of clinical epidemiology誌オンライン版2015年2月12日号に掲載。

 生物医学系の学会発表について、その後の論文公表の有無と公表しない理由を調査した研究を、MEDLINE、EMBASE、Cochrane Library、ISI Web of Science、研究の文献目録を基に系統的にレビューした。

 主な結果は以下のとおり。

・これらの情報を提示している27報のうち24報での平均論文公表率は55.9% (95%CI:54.8~56.9%)、また臨床試験に関する7報では73.0%(95%CI:71.2~74.7%)であった。
・24報に論文化しない理由が1,831項目列挙され、6報に最も重要と考えられる理由が428項目列挙されていた。

「時間がない」
が最も多い理由(加重平均:30.2%、95%CI:27.9~32.4%)で、
かつ最も重要な理由(加重平均:38.4%、95%CI:33.7~43.2%)であった。

・その他多かった理由は、
「時間やリソース(両方もしくはどちらか)がない」
「論文公表が目的ではない」
「優先度が低い」
「研究が不十分」
「共著者とのトラブル」
であった。
(ケアネット 金沢 浩子)
原著論文はこちら
Scherer RW, et al. J Clin Epidemiol. 2015 Feb 12.[Epub ahead of print]


時間がないのは、本当に切実な問題です。
実際、夜間当直の合間や、休日に執筆しているのが現状です。

まとめ


学会発表も十分、知識の整理になりますが、
やはり
論文化することが医師の最大の仕事
だろうと思います。
なぜなら、その経験を知っておくと助かるという他の医師が必ずいるからです。

日々の仕事に忙殺されないよう、
任せるところは任せることにして
努めて、自分の時間を作るように心がけないと、
論文作成なんてまず、無理ですよね。

でもこれからも頑張りたいと思います。