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はじめに


学年差というものだけは永遠に縮まりません。

たった1、2年先に生まれただけで
未来永劫先輩です。
言い換えれば未来永劫後輩なわけです。

決して年功序列や上下関係を軽んじているわけではないのです(汗)。
いやいや、むしろ大切にしているほうか、と。

縦の関係から横の関係に


医者だけではないでしょうが、ある程度の経験年数に達すると
実力や知識は初期のころのような極端な差はなくなっていきます。

それぞれがプロフェッショナルの仕事ができるので
縦の関係から横の関係に変わっていきます。

むしろ得意分野が異なってくるので知識や経験が逆転することも生じます。

だから、後輩でもすばらしい医師はいるし、
逆に、先輩だからといってみんなすごいわけではない。

この先は、それぞれが引き続き、たゆまぬ努力を継続しているかどうかで
医師としての背骨が強力になるか、薄っぺらいものになるか
だと実感しています。

一生奴隷、だけは避けたい


しかし、中には
「俺は、先輩だからお前は一生、俺の奴隷なあ(笑)」
などという方もおられます。

尊敬している方なら
「はい!引き続き、ついていきまっせ(笑)」の即答でよいのですが、
尊敬も恩義もないのに、ただ威張られるだけだと気持ちいい返事ができません。

そんな先達にどう対応していけばいいのでしょうか?

そんな話を引き合いに、尊敬している先輩が大変含蓄深いお話をしてくださいました。

学年差は論文の数で追越せばよい


「学年差は読んだ論文の数、publishされた論文の数で追い越せばよいのだよ」

それ、熱すぎます!

じつはその先生は、若くして膝班のトップであられます。

・粛々と努力を続ける、しかし努力の結果は必ずカタチに示す
・口演もひとつだけど、その場の打ち上げ花火みたいなもの
・やっぱり医師の仕事は論文を書くこと
・そういうプロのメンタルで仕事をしていれば、学年差なんて周りから壊れていく・・・

感動しました。

論文書くぞメンタル


ほか、そういえば、その時の話ではありませんが、
わたしの「論文無理無理メンタル」を
「論文頑張って書くぞメンタル」に育て上げてくれた先輩の口癖も

・論文を書こう、さあ書こう
・自分が困ったこと、いい工夫でうまくいったこと、新しい気付きは、
他の先生も同じように感じるものだ
・もし自分で調べて、それが新しいものでなかったら、それはそれで自分の力になる
新しいものであれば、論文に書こう
・ダメでも何度でもトライだ。
・キックしなければゴールはぜったい得られない
・何度でもキックだ!

でした。

ありがたいです。心に残っています。

本日のまとめ


やさくれ、ひねくれていた研修医初期には運命を変えるような財産なく
現状のことや将来を語り合う出会いなし。

それが、頑張るようになってから得られた出会いは、すべて自分の財産になっています。

これがきっと潜在意識の活かし方なのだと思います。

今月は座長2回に発表、出張につぐ出張でとにかく忙しい。

ということでデスクワークの合間に感じた雑感でした。

先輩も後輩もリスペクトしながら頑張ります!!