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はじめに


Webinarという単語、ご存知でしょうか。

ウェブ:Webとセミナー:Seminarを組みわさせた造語です。

昨今はBrexit(ブレグジット)という造語をしょっちゅうみかけますね。

ウェビナー:Webinarは、インターネット上で行われるウェブカンファレンスです。

カンファレンスなので、つまり、対話型ですね。

参加者同士がインターネットを介して対話できるわけです。

一方、相手から一方向の情報伝達の形式のものは
ウェブキャスト:Webcastとされるようです。

Webinarといっても、必ずしもリアルタイムではなく録画が公開されて
あらかじめ質問しておいたものに答えるというような形式もありますね。

学習スタイルが時代とともに変遷


わたしはm3.comやケアネットなどでのウェブ講演をわりに聴いています。

おかげで、わたしのように地方に住んでいても
ご高名の方の講義を距離を問題にせずに拝聴できるようになりました。

なんて、すばらしい時代なんでしょう。

いまや、学習ツールはあふれています。

ここ10年で学習のスタイルは大きく様変りしました。

インターネットの環境さえあれば困ることはないのではないでしょうか?

今の学習スタイル


気になることはすぐにPub Medで検索できる。

抄録をクリップしておけばスキマ時間にななめ読み。
AO Spine会員になることで主要文献はいつでもPDFでダウンロードできる。
(いつまでこのサービスが継続されるかはわかりませんが、、、)
ダウンロードしたPDFはiPadで持ちあるく。
いつでもどこでもスキマ時間に文献を読む。
Dropboxなどのクラウドに保管しておけば
自宅のPCでも病院のPCでも自在にファイルをやりとりできる。

大学図書館で文献を検索して蔵書庫までおもむき、
コピーして医局に帰ってくる、、、

これ、いつの時代?でしたか?
今どきの人、わかりますか?

最近の研修医はGoogleすら学習ツールです。
「今や研修医の指導医はgoogle先生」

AOSpineのWebinarがあります


論文作成やスライド作成もそうですが、
時代の流れってこの10年は早いですね〜!!

ということで、随分前置きが長くなってしまいましたが、
7月7日木曜日に、日本時間で20時から、
AO SpineのWebinarが開催されます。

タイトルは
The New AOSpine Thoracolumbar Classification System
です。

以前、新AO分類について記事にしました。
「胸腰椎損傷 新AO分類についてのまとめ」

記事は文献を読んだだけでまとめましたが、
今回は講演を聞けるので、非常に楽しみです。

どんな話が聞けるのでしょうか?
っていうか、どのくらい英語で聞き取れるかな。

うん、楽しみよりもそっちの心配した方がいいかもしれません(笑)

本日のまとめ


自宅にいながら、海外のセミナーを聴講できるなんて
すごい時代です。

海外学会に参加するための出張費、参加費、時間などのコストを考えれば
利用しない手はないですね。