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わたしの感覚が異なっているのかなって思った出来事がありました。

術後患者さんをお部屋に届けたあと、患者さんの家族と術後説明を終えました。

その後回診に行くと、、、
なんとなく違和感。

あ、モニターが付いていないんだ、と。

看護師さんに尋ねると、
「あ、付け忘れました!すみませ〜ん。」

う〜〜ん。。。

わたしにとって全身麻酔後のモニターについては
ごく自然なこと、当たり前のこと。

例えるならば、
お風呂に入って、体を洗い忘れる。
食事をした後に、歯磨きし忘れる。
もっというならば
トイレを済ませてふき忘れる。
そんな気分です。

・帰室後にバイタルを測定すること!
・意識、麻酔の覚醒具合の確認すること!
・疼痛の程度を確認すること!
・術前と帰室直後の四肢の神経症状の確認をすること!
・ドレーンの量、点滴の量、尿量カテーテルの量をチェックすること!
・モニターを装着しアラームが鳴るようにすること!


これらって、マニュアル化すべきことなんでしょうか?

このような観察の流れはごく自然なこと、当たり前のことに感じてほしいなあ。。。

わたしの座右の銘のひとつに、
「一事が万事」
というものがあります。

言わずもがな、ですが、
一つのことを見れば、他のすべてのことが推測できるということ。
また、一つの小さなことに見られる傾向が、他のすべてのことに現れるということ。


その一つの行動にその人の普段の考え方、習慣などが現れるのです。

モニターを付け忘れるということは、
モニターを付けた後もしっかり観察しているかどうか疑わざるを得ない。。。

わたしの感覚が間違っているのでしょうか。。。
なんだか指導する自信がなくなってしまいました。

☆☆☆
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一人前の脊椎手術を目指す方には必読の書です!!