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はじめに


年金って将来当てにしても大丈夫なの?

と多くの若手医師が心配していることと思います。

ただ、圧倒的な忙しさのせいで、真剣に心配する時間を奪われているのもあるかもしれません。

もしかしたら考える面倒臭さから、

将来の年金?
まあ、期待できないわな、、、
でも年金がアテにならなくても!
医師だったらば!
なんとかなるさ!

と漠然に思考の引き出しの奥底に片付けてしまう人がほとんどなのではないでしょうか。

実際、わたしもその一人でした。

しかし、やっぱり、それは違いますよね。

自分が健康で医師として働き続けていられるかの保証はありませんし
現在のような保険制度で医師の給与が守られ続ける保証もありません。

個人型確定拠出年金を開始


ということでようやくですが、確定拠出年金を始めるに至りました。

「将来、国はこれ以上助けてあげられないから、今は税制で支援する分、自己責任で個人で増やしてね」

という明確なメッセージと理解しています。

つまり個人型確定拠出年金は公的年金を補完する位置づけになります。

通常、個人型と企業型があります。
わたしのような私立勤務医の場合、労使合意などありませんので、個人型です。

きっとプライベートホスピタルに就職している医師は、みな個人で拠出していくのだと思います。

ちなみに、個人型確定拠出年金の愛称はイデコです。
iDeCo;
individual-type Defined Contribution pension plan

確定拠出年金の最大のメリットとデメリット


確定拠出年金のもっとも大きなメリットは、いわずもがな
節税効果
です。

拠出した掛け金は非課税です。
つまり全額所得控除になります。
よって確実に所得税、ひいては住民税が減税されます。

さらに運用益も非課税なので複利効果がものすごいことになります。
あくまで利益が出たときの話ですが。。。

ただし最大のデメリットというか、重要な注意点としては、
あくまでも年金なので、途中で解約して現金で受け取ることができません。

基本的に60歳まで引き出すことができないわけです。

したがって、流動的な資産形成はまったく不向きです。
というかできません。


よって生活費を整えて、いくらか余剰資産で行わないと、家計を圧迫してしまいます。
不慮の緊急事態に対応できません。

確定拠出年金を始める準備が整った!


そのため、生活を切り詰めなければ確定拠出年金を継続できない、という状況では
なかなか難しいのではないでしょうか。

「余剰資産というか生活費に確実な余裕がないとなかなかはじめられないな」

それがようやく始めることができたのは、
自由気ままな整形外科医さんのセミナーのおかげ
なのです。

何度か記事にしていますが、
セミナーとテキストのおかげで家計の固定費をうんと削減できました。

つまり家計簿の見直しのみでタネ銭ができて、確定拠出年金を始めることができるようになったわけです。

セミナーに参加して本当によかったと思います。
声をかけてくれた友人にも本当に感謝しています。

おかげさまで将来の不安が少しずつ減ってきていることを実感しております。

医師の資産形成にむけてのマインド


現在のわたしなりの、医師の資産形成にむけての理解、行動は以下の通りです。

いきなり一獲千金や高利回りを得るために生活費の一部を使っての、あるいはローンを組んでの金融資産投資や不動産投資、というのはいまの自分の生活には無理。

まず自分のぶっくぶっくにだぶついた支出の見直しをして、しぼれる支出をしっかり絞ることが大事。

絞る部分も、
・純粋に支出を減らして得られるタネ銭、
・節税効果などでいったん支出した一部を回収して得られるタネ銭
とがある。

しっかりとスリムな体型を得ることができて、いよいよ投資開始。

とくにこのことは、
自由気ままな整形外科医さんの著書、
医師の経済的自由-豊かな人生と理想の医療を両立できる第3のキャリアパス
の第2章「経済的自由な医師」になるための資産形成法
に詳しいです。

本日のまとめ


わたしは、ここまでくるのに、実に2年半くらいかかりました。
これまでのダイエット効果と節税効果で得られた部分をさらにタネ銭にまわして、
今年中にいよいよ投資に立ち向かおうと思っています。