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はじめに


平成28年度の確定申告が終わりました。

確定申告を行うことで一番大切なことは、
とぜん一家の一年の支出を勉強することができる
ということです。

この支出をもとに本年度の資産形成の作戦をたてることができます。

右も左もわからずに確定申告をはじめたのが平成25年。
税制を学びながら本格的にしっかり確定申告をするようになったのが平成27年でしょうか。

要領悪いですね〜〜、ほんとに。

確定申告の効果で家計に変化が


とぜん一家は、現在子供の成長に伴い、教育費の支出が年々増えております。
にも関わらず、この2年は順調に資金が増えているのです。

だぶついた支出をしっかり引き締めてスリムにすることができたのが一番です。
確定申告で家計をみなおすことができ、税制を学ぶことができたことが大きいです。

この2年でとぜん一家の家計帳簿は大きく変わりました。

そして平成29年度はいよいよ資産形成の一歩目に踏み出す予定です。

医師が確定申告で確実に控除してもらうべきもの


だぶついた支出を引き締めるためには
もちろん無駄な支出を減らす、ということが大前提でしょうが
確定申告で確実に控除できる部分も利用するべきです。
節税できるところをしっかり節税することが大切です。

①ふるさと納税
まずはふるさと納税です。
総額いくらの納税が可能かは、
自分の年収や家族構成、社会保険料率を打ち込むことで簡単にシミュレーションできます。

確定申告書や源泉徴収があればさらに詳細なシミュレーションが可能です。

同僚の医師には、なぜふるさと納税が節税になるのか、あまり理解されていない方がまだまだおられます。
ほんとうにもったいない、と思ってしまいます。

所得が高いほど納税額の総額が増えるので
ふるさと納税は唯一、高所得者に有利な制度といえると思います。

なぜ節税になるかといえば、
ふるさと納税額から2000円差し引いた金額が所得税から控除されるからです。

そして翌年の住民税は年間の所得で決まるために、
所得税が控除されるということは
翌年にかかる住民税まで軽減することができるのです。

さらに寄付のお礼に、特産品やポイント、宿泊券、さまざまな豪華な返礼品をいただけます。

いつどうなるかわかりませんが、利用しない手はありません!

具体的に平成29年度のとぜん一家のふるさと納税の限度額と控除額をシミュレーションしてみたいと思います。

平成28年度確定申告書Bの控えを手に、適当なふるさと納税のサイトで入力していきます。

すると、ふるさと納税上限額は38万円強でした。
まるまる38万円ふるさと納税し、平成29年度確定申告で37万8000円還付してもらいます。

税率33%で計算すると、
ふるさと納税をするだけで、翌年、
所得税 127,300円
住民税 250,700円
も軽減される

という計算になりました。

くどいですが、利用しない手はありません!!

②地震保険料控除
確定申告書Bを見ていて、もうひとつ気が付きました。
地震保険料控除です。

とぜん一家は無計画に分譲マンションという負債を抱えております。
(無学なわたしは、資産と思って購入しました。
いまでは負債を抱えているという理解のもと急いでローンを返済しております。)

とぜん一家の地震保険料は4160円でした。

ここ、まったく記憶に無いんですね。。。
本当に資産も税も複利も金利もなにもわからずに契約しているわけです。
反省。

地震保険料控除は支払った保険料の全額が所得税の控除対象となっているはずです(最大5万円)。

生命保険料は2011年末までの旧契約なので、5万円の控除を受けています。
よって生命保険料と地震保険料で最大10万円の控除を受けれます。

控除の上に、税率33%で年3万3千円の節税効果が見込めます。

早急に見直さなければ!

③個人確定拠出年金
そしてあとは個人型確定拠出年金でしょうか。

こちらはいろいろあるので、また記事にしていきたいと思います。

本日のまとめ


金融リテラシーを高めるために確定申告は必ず行うべきだと思います。
・自分の支出を確認し、別の捻出する方法を考える
・節税できるところはしっかり節税する
こどものために教育費投資ができるか、教育費貧乏になるのか
なるべく早いうちに始めることをオススメします。

わたしももっと早くに知ってもっと早くから取り組んでおけばよかった、、、

☆☆☆☆☆管理人はセミナーを受講し、金融リテラシーについて人生が変わったと言っても過言ではありません。経済的な自由を獲得された自由きままな整形外科医さんの投資家マインドが余すこと無く記載してあります。