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そういえば、ついにアンカーC(Stryker)を用いる機会がありました。

実は、ダネックのanatomic PEEK PTC;pure titanium coatingのケージに目が移って
用いる機会を逸しておりました。

以前、Anchor®-C、使いやすそうだという感想を記事にして、

初回に用いるには、
「骨質が悪くない、一椎体の椎間板ヘルニアによる頚髄症
そしてレベルがC4/5あるいはC5/6レベル」
が非常によい適応だろう、
とまとめました。

なんと去年の7月15日にまで遡ってしまいました。
Zero profileの頸椎前方固定用ケージ

今回の症例は、
・若年者
・中心型の椎間板ヘルニアによる頚髄症、JOA9点くらい
・C4/5レベル
・局所後彎あり
ということでAnchor®-Cを適応いたしました。

感想としては、非常にシンプルでストレスがないと感じました。

ゼロプロファイルってこんなにストレスないんだ〜
というのが正直な感想です。
プレート固定は必要な手技とは思いますが、
将来の食道穿孔など生じる問題が半端ないです。

スクリューの役割の感想としては、
固定力アップというよりは、ケージの安定が得られる程度に考えておいた方が無難ですね。

それからチタンの部分でsubsidenceがすこし気にはなるところです。

さて、こういうとダネックさんも黙ってはおりません。
Divergenceという同じくゼロプロファイルケージを売り込まれました(笑)

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