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はじめに


今年もあります!!
第5回會津藩校日新館「臨床研究デザイン塾」

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もう第5回を数えるのですね。
わたしは第2回の参加生でした。

参加のきっかけはブログでした


参加のきっかけは、わたしが敬愛するブログ
整形外科医のための英語ペラペラ道場
です。

この臨床研究デザイン塾の事が記事にしてありました。

おそらくこの記事だったと思います。
新しい抄読会の本

すぐにこの本を購入し、わたくしも勢いにまかせて参加いたしました。

参加して本当によかった!勉強になった!人生変わった!
と心底思っております。

2014年のころだったでしょうか。

普段の臨床こそが社会貢献につながる


わたしは、早くに医局を離れ、野武士のような生活をしてまいりました。

手技、手術の指導をしてくださる上司に恵まれ、多くの手術をこなせるようになりました。
同僚にも恵まれ、手術自慢で切磋琢磨しあいながら競い合いました。

ところが、臨床研究についてはまったく思考から欠如しておりました。

なので、たったの3日間の合宿で、間違いなく自分の人生が変わりました。

・普段の臨床のなかに重要な気付きがある
・気付きを研究のデザインの型にあてはめて意義を求める
・そして、そこから得た知見を、発表や論文に落とし込む
・そうすることで世界の臨床医の治療の行動を変えることすら出来る!!

場末の診療と思っていた、
普段の臨床での気付きこそが社会貢献につながる
という講演を聴いて鳥肌がたったのを覚えています。

診療に対する意識が変わる


そのおかげで、診療態度が、
今日は忙しかったなあ
という日々から、
何か新しい発見をしたい
という姿勢に変わりました。

common diseaseの中に臨床研究を行う気付きがあること
そしてその研究を始めるための入り口
を丁寧に、濃密に指導してくださいます。

この研究会に参加する前と、参加した後で
普段の診療に対する意識がまったく異なるものになることは間違いありません。

忙しさのなかに流してしまっていた
「なんでこの症状がでるんだろう?」
「改善した人としない人の差はどこにあるんだろう?」
「この手術方法が正しいことなのかな?」
など、無限に湧いてくる疑問のひとつひとつを振り返って、
研究のデザインを立ててみよう!

そして口演、論文にしていき、国内、世界に発信です。

年齢、診療科を超えた出会いもある


わたしが参加したのは第2回です。
年齢層もさまざま、診療科もさまざまでした。

整形外科が多数でしたが、
内科医、小児科医、耳鼻科医、産婦人科医、プライマリ・ケア医などの他科の先生たちと
一緒に合宿しながら討論する経験は非常にエキサイティングで面白かったです。

そしてその先生たちとはいまでも連絡を取り合う仲です。

本日のまとめ


もしこの記事をみて、ご興味が湧かれたら、ぜひ参加してみてください。

医師はじめたてくらいの若いうちにこのようなことを勉強する機会があればよかった
というのがわたしの率直な気持ちです。

ですので、ぜひ若い先生におすすめしたいですが、
もちろん何歳になってからでもスタートすることに制限はありません!
ただ、このデザイン塾は40歳の制限がございます。
ご注意くださいね!

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第5回會津藩校日新館「臨床研究デザイン塾」

★★★
管理人が医者になって最も感銘を受けた本です!!
臨床研究の入り口に立つために必読です!!
もっと若手の時から読んでおけばよかったと思いました。